こんな記事が出ております。
- 2002ロブソン
- 2003ベット
- 2008ノナト
- 2008アルセウ
- 2012-13テレ
疑いようのないハズレ面子ではあるが、忘れ去られた選手にこそ「ハズレ」の本質があるのではないか?そう思って、テレワークを切り上げて評価してみた。
評価方法
テクニカル・エレメンツ・スコア(TES)
技術点
技術点=100-在籍時の試合出場率[%]
GOE
Grade of Execution(試合に出ててもポンコツだったらプラス、試合に出ていなくても戦術その他に問題があればマイナス、加入年退団は早いほどプラス)を追加
プログラム・コンポーネンツ・スコア(PCS)
鳴り物入り度(0~10)
ロブソンを10とした鳴り物入り度合の主観評価で補正
技のつなぎ
いくつか問題を起こした場合の各問題の連携度合(0~10)
表現
問題行動を起こした場合の表現のクオリティを評価(0~100)
退団後の評価
ベットを100とした退団後の評価(退団後普通に活躍していれば0)
除外対象
2部リーグ制以前(~98)の在籍選手・現所属選手・在日枠・C契約枠・提携国枠及びレコンビンは対象外とする
ワースト10ランキング
10位 マクサンドロ(2002-2002/5)
得点:132.1429
PCSが鳴り物入り度5以外何もない(問題行動をしていない)にもかかわらずトップ10(ワースト10)入り。要するにしょぼしょぼ過ぎた選手。開幕3試合10失点というミシャもびっくりの成績を残す。いなくなったら名古屋に3-0勝利。
隣にいたのが経験のある古川や森でなく吉川だったという謎の采配のせいでもあるが、ともかく相手を捕まえられない、カバーの位置が変、ブラジル人なのにキックが下手すぎるの三重苦センターバック。足も遅かったような。1970年ころのスイーパーならできるんじゃねえの。
9位 ジュニーニョ(2012-2012/7)
得点:151
マクサンドロ同様に問題行動があったわけでもない。しかしカップ戦も含めて出場0が燦然と輝く!C契約ということでもなく、3人目の外国人枠である。ともかく素性が不明。
8位 エメルソン(2000)
得点:152
まるで日本人にパスしないことに目をつぶれば40試合中34試合出場31得点のスーパー大当たり外国人だ。試合の中に限ってはな。
退団時の年俸100万ドル要求、右の肩と左の肩が反対になったから帰国、ピッタを慕って川崎に移籍したと思ったらわざわざ浦和に移籍とPCSで荒稼ぎし、最終的に浦和退団後に逮捕され、元Jリーガーブラジル人のパスポート偽造逮捕シリーズの先駆けとなった。(大幅加点)
まず「エメルソン」が偽名だったことがウケる。
7位 クレーベル(1999-1999/5)
得点:156.3077
在籍中13試合で1試合しか出ていない。全く記憶にもない。当時私は小6である。
ところでこの99年って、36試合17勝13敗6分で得失点差+19、基本的に全員がJ2を甘く見ていたから印象が悪いだけで、今思うとそこまで酷くないシーズンだよね
費用対効果で言っても2003や2009より悪くないと思う
6位 ノナト(2008-2008/5)
得点:188.3077
クレーベルと同じであるが、岡ちゃん初期が無戦術に近い状態であったのに比べ、在籍中の戦術に問題があったとは言えない分、GOEで加点されている。
西選手と釣りをしたときにノナトについて聞いておくんだったと後悔している。ちなみにサテライトリーグのマリノス戦で逆転ゴールを挙げているのを目撃した。
加入前の話で言えば03年にコパドブラジル得点王になっている。だから下手くそというわけではないんだ。
5位 ロブソン(2002-2002/6)
得点:208.5174
「キタキタキタキタキタキタキタ!!ロブソン!!」という名言や「ロブソンには責任を取ってもらう」という名言を生み出したことで有名。
リーグ戦5/7出場という高稼働率ながら、早期退団で技術点を稼ぎ、「ロシアリーグ得点王」という鳴り物入り度で10点加点。何をしたのか知らないが「ロブソンには責任を取ってもらう」と言われて40点加点。ロシアリーグ得点王が嘘判明で40点加点とした。秋にフランスリーグ2部に移籍して5点くらいとっているので、実力がないわけではなさそう。退団時に体がキレキレになっていたとGKの井上敦史さんもコメントしていた。
パラレルワールドが最も見てみたい選手。
4位 ベット(2003-2003/4)
得点:249
4月にホームシックで退団。これを上回る速度で退団する選手は現れないと思っていた。
ウィルが停止、ホベルッチが怪我で鳴り物入りの3外国人唯一の開幕スタメンとなったが、味方とぶつかるなど連携的にマイナス作用が強く、本来の実力が出たのは福岡戦だけではないか(3外国人全員そうか)。なまじ稼働率が高かった分、技術点が低く表彰台を逃す。
実力的には不足なかったため、退団後広島でまあまあの活躍を見せるも、暴行で逮捕と唐突な終わりを見せた。(100点加点)
3位 テレ(2012/7-2013/5)
得点:249.6667
言わずとしれた二日酔い事件!
加入時の期待値はさほどでもなかったが、ビールがスポンサーのチームにあってはならない大失態で高いPCSを稼いだ!
契約期間30試合中10試合出場という稼働率の低さも高評価(低評価)!
私はドゥグラスオリベイラに同様の期待を寄せていたが、練習試合で結構得点しているので、期待は裏切られそうだ(よかったわ)。
2位 ウィル(2期)(2003-2003/6)
得点:387.9474
01年得J1点王(ワースト30位)でファンサ精神の塊(肉塊)でありながら飲酒3兄弟の長男(次男新居、三男テレ)という男!
第2の在籍中に19試合中4試合しか出場がない点も技術点の評価を押し上げた!ただし4点とっており実力には不足なし。
開幕3試合停止から5月に暴行事件という鮮やかな繋ぎも高ポイント!ついでに即退団ではなく、1か月ほど謹慎させてから大分にレンタルで出すというよくわからない処分でGOEも高得点。
怪我が全てを狂わせたと思いがちだが、1期在籍時や帰国後にも酒でトラブっており、何か本当に小瀬のピッチが悪いのか!?と思わざるを得ない。
1位 アルセウ(2008-2008/2)
得点:397
技術点は100-出場数÷在籍中の試合数×100という採点をエクセルでしたのだが、もちろん#DIV/0!となってしまう!
そこで技術素点は満点の100とさせてもらった!もちろん退団の速さでGOEも100。TESの200点は圧倒的だ。
まず練習試合で暴力により退場なだけでも面白いのに、そこから退団までの圧倒的なスピード感がウィルを上回る!技のつなぎが素晴らしい。退団後に柏の外国人枠を無駄に埋めて降格させ、2015年に山形も降格させているのも高評価。
怪我していた第2期レイソル以外試合に出ているのを見ると、技術的には高いものがあるのだろう。ただしハファエルとか初期ダニルソンとかに文句をつけまくっていた石崎監督にあれほど重用される理由は不明だ。
番外編 ジネイ(20位)
ノナトを見たときジネイっぽいなと思ったのは俺だけではないハズ
ここに夏型のロブソンが入っていればこの年に昇格していただろう。でもそしたら野々村が来てないんだよな。
結論
- ちゃんとプレースタイルがチームに合う選手を
- 金をケチらずに選ぶこと
これでずいぶんよくなるぞ。クソンユンマセードジュリーニョヘイスキムミンテジェイチャナティップロペスルーカスみんな最高だ。
全ランク(下に行くほど試合に出ていて素行も良い)
- アルセウ
- ウィル(2期)
- テレ
- ベット
- ロブソン
- ノナト
- クレーベル
- エメルソン
- ジュニーニョ
- マクサンドロ
- クライトン
- リカルジーニョ
- パクジンス
- パウロン
- チアゴ
- アンドレジーニョ
- アシス
- ホベルッチ
- レモス
- ジネイ
- セバスティアン
- ヘナン
- ブルーノ
- ヘイス
- チョンソンフン
- イタカレ
- 徐暁飛
- フッキ
- ニウド
- ウィル(1期)
- ダヴィ
- イホスン
- ジュリーニョ
- マセード
- チョウソンファン
- ビタウ
- ナザリト
- ジャディウソン
- ハファエル
- キムジェファン
- アダウト
- ハモン
- ジェイドノース
- ブルーノクアドロス
- カウエ
- ウリダ
- バーヤック
- フェホ
- アンデルソン
- ジオゴ
- ダニルソン
- キリノ
- ビジュ
- デルリス
- アンドラジーニャ
- チョソンジン
- アウミール