新しいダイアリー(5)

もうふざけたことしか言えない

千葉ロッテマリーンズ2020シーズン感想 野手編

「全員下位打線」とはよく言ったもので、規定到達者に.250以上がいない、チーム打率6位、チーム安打6位、塁打に至っては5位ハムに70塁打も差をつけられて6位で、これらは打者の能力の低さを如実に表している。

そこでどう勝つのか?を考えた結果生み出されたのが待球とバントだ。四死球は549で2位の楽天より28も多い1位、バントも96で1位である。出塁率としては最後に僅差でかわされて3位になったものの、長いこと2位にいた。とにかく出塁し、1点ずつでいいから、4点とって勝とうというチームコンセプトは122試合継続された。

そのコンセプトを支えたのが守備だ。チーム守備率は.988で1位なのだが、

井上 .995 一塁手1位

中村 .985 二塁手3位

藤岡 .986 遊撃手2位

安田 .976 三塁手3位

という内野陣の固さが今季は際立った。魔送球だの暗黒守備だの言っていた頃が懐かしい。外野ももちろん固いのだが、規定到達者(初めて調べたのだが、投手は規定投球回と同じ、捕手は試合数が1/2、それ以外は試合数が2/3らしい)がいないので長期の守備率としてはわからなかった。とはいえ、マーティンが6個もエラーしている以外は、加藤と荻野が1つずつエラーしているだけで、残りは全員無失策である。守備率.999の外野手2人が5人くらいに分身したと考えたら素晴らしい。

ともあれ、打てなさすぎである。打つことで解決できた問題が多すぎる。

捕手

田村

骨折からかなり無理して帰ってきたのではないか。ポロ3連発も年間のポロを集中させたようなもので、打撃も8番としては申し分ないし、ロッテとしては満足行く部類

柿沼

最高の伴侶である種市の離脱は痛かった。岩下や中村や小島と色々試すも、怪我明けの田村から正捕手奪取には至らず。まあ切磋琢磨してくれりゃいい

佐藤都

まずは打撃で鮮烈なデビューを飾ると、謎の「最も打撃で頼りになる代打」扱いに。結局打率2割前半で直球しか打てんのだぞ

一塁手

井上

終盤3大戦犯の1人と言っていいだろう。安田と違って打順をいじったり休ませたりはあったが、2軍に落ちることはなかった。守備もCSでポロして決勝点献上。いいとこなし

二塁手

中村

押しも押されぬセカンドに定着したものの、打撃は終始安定感を欠いた。しかも得点圏打率も良いわけではなく、盗塁王争ったこともある盗塁も封印して2年が経つ

三塁手

安田

明らかに4番がストップしたせいで負けが続くようになっても、結局10月末まで動かさなかったことが、優勝を遠ざけたのではないか。終盤の3大戦犯の1人と言っていいだろうが、それは井口がそうさせたことだ。CSから打ち出しても時既に遅し。ただ、守備は3年目としては素晴らしいんだよな。走塁センスもいい。大きな身体のわりにそういうところが抜け落ちてないのがいい。

レアード

腰痛で帰国。ダラダラ凡打の山を築く前に判断が下されたのは良かった

遊撃手

藤岡

藤岡平沢三木論争に終止符を打ち、ショートを1年間守る寸前に岩下のせいで離脱。打撃も7-9番としては十分なレベルであっただけに残念

鳥谷

見事5安打を記録。パスボールで二塁から帰ったサヨナラだけが今年の良かったところ。なぜ契約延長するのか?

西巻

岩下のせいで登場。藤岡の控えの中では一番マシに見えたが、藤岡が10日で戻ったため短いシーズンに終わった

福田光

オープン戦だけだった…ただ、セカンドかショートの打撃と考えると十分能力を感じた。来年以降見られることがあるだろう

茶谷

岩下のせいで登場。マーティンに任せればいいフライを深追いして衝突して帰っていった。

外野手

マーティン

巨人が獲得を検討するほど主砲として定着した。4番が妥当なはずなのに、1から3番をウロウロする謎の起用。少なくとも3番をやる打率ではないだろ。相変わらず強肩はリーグトップクラス。ちゃんと契約延長したんだろうな?岩下事件依頼、松本の言うことは信用ならないからな

荻野

肉離れが治ったかと思ったら岩下のせいで離脱。53試合の出場に終わる。肉離れの方がなければシーズン3割いったかもしれん。福田のせいで他球団の評価を聞きたいようだが、稼働率を考えると7800万という年俸は妥当からやや高いくらいではないか?

菅野

チーム内出塁率トップ(.389)。273打席で50近く四死球を稼いでいる。守っても(ほぼレフトだけだが)0エラー。岩下のせいで離脱したのが痛かった

角中

岩下のせいで離脱。しかしながら、打撃について首位打者2回の姿はなく、守備については今更できるようになるわけでもなく、単に弱くなってポジションを失っただけの選手

清田

丸獲得失敗喜び事件が昨年の積極的補強でウヤムヤになったり、岩下事件も回避したりする強運をもつ。押し上げられる形とはいえ4番にも座った。頑丈であることは才能だな

福田秀

スーパードンズべり補強。Cランクで補償がいらないコストパフォーマンス抜群の補強と思いきや、まず12600万という高年俸になった。それで藤岡(ゴミの方)にぶつけられて骨折したとはいえ2割ちょい、5本、出塁率も2割7分では話にならない。荻野と清田が高齢なので余剰人員として、もしくは盛り上げ要員として価値があるだけの選手になっている。しかもこいつのせいで唐川がFA無償になったり、荻野が他球団の評価を聞きたくなったりしているため、マイナスがあまりに大きい選手。ソフトバンクソの評価は正しかったのだ。

ただ、俊足だけに1、2番にしようという井口の単純な考えで上位に置かれたが、本来はリードオフマンとは対局のスタイル(4番5番が残したランナーを返すか返さないかという選手に、まあまあ足があるということ)であり、間違った起用に基づく失敗シーズンであった可能性もある。

藤原

岩下の「おかげで」登場。来季新人王の権利を捨ててまで、シーズン最終戦まで起用し続ける能力も期待値も高かったわけだが、しっかりと結果も残した。守備も荻野以上のものを感じる。あとは105打席で四球6は選ばなすぎなのでそこだけ

加藤

嫌な雰囲気の流れ始めた9月の日本ハム戦で逆転の決勝打を放つなどした、「チーム唯一の3割打者」を何故もっと使わないのか?2軍では左右問わず打ちまくっているのだが…

和田

3安打3盗塁という衝撃的デビューを飾るも、右投手の直球専門のフリースインガーであることが早々にばれ、勝負の代走に定着。自力での出塁が19しかないのに得点は24もある。しかし、岩下のせいで離脱した。来季もおそらくこの代走起用だろう。

打っては三振の山、代走でも結構刺されるし、何故クビにならない?何故加藤を落としてこいつが残る?