新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

2022シーズンコンサドーレ感想 DF編

中駿

リーグ戦 32試合 2847分 1得点

ルヴァン杯 4試合 315分 1得点

2022/8/7 湘南1-5札幌

押しも押されもせぬ不動の右ストッパー。守備は平均以上くらいのレベルであるものの、足元及び攻撃時のポジショニングがこのポジションの日本人としてはJ1屈指と思われ、田中がいる・いないで試合を見る価値があるかないかが決まるレベルになった。来季は馬場が加入するが、まずファーストチョイスは田中のままだろう。これでDFライン中央をできるほど強さもあれば、即移籍されていたレベルにあるが、現時点ではまだ他チームは様子見なのだろうか。

岡村大八

リーグ戦 26試合 1998分 1得点

ルヴァン杯 7試合 630分 1得点

2022/11/5 札幌4-3清水

レギュラー6枚落ちで臨んだアウェイC大阪戦で中央に入り痛恨のミス。レギュラー奪取に失敗したが、その2ヶ月ほど後のルヴァンカップ広島戦の2戦目で開眼したとコメントしていた(あの試合のあの動きでどのへんが…?と思ったが)。実際、7月以降は攻撃時にいろいろ考えてポジショニングを変えたり、試行錯誤している様子が見られた。元々守備面では頭1つ抜けた強さを持っていたため、このままラストまでレギュラーを維持。見事に宮澤からポジションを奪って見せた。現時点ではビルドアップのレベルが水準に達したというより、宮澤の強度では守備面で試合が成り立たなくなりつつある状況だったため、とりあえず中央の強度が最も高いという点での重用と感じる(ようやく選手選考がマトモになったって感じだ、じゃあキム・ミンテはなぜ許されなかったのか?と言いたい)。

要するに、このままビルドアップも凄くなれば、代表もあり得るレベルまでは来ている。

宮澤裕樹

リーグ戦 25試合 1744分 3得点

ルヴァン杯 3試合 270分

2022/11/5 札幌4-3清水

昨年のこの項で「長く選手を続けるならポジションを上げる必要がある」と書いたとおりになった。相手が札幌レベルの「センタフォワードが全くいない」布陣でない場合、高確率で自陣ゴール前が恐慌状態になってしまう。余計なことをせずにボランチにしときゃいいんだ。実際、終盤戦はボランチオンリーで、完璧に近い出来だった。来季も岡村が無事な時はボランチ専念でいいと思う。

福森晃斗

リーグ戦 29試合 1715分 1得点

ルヴァン杯 2試合 175分

2022/11/5 札幌4-3清水

ほぼ毎試合のようにありえない軽さのプレーをして、それが幸運にも失点に結びつかないことが勝ち点の条件、という存在。攻撃の起点になったとか、得点に繋がったサイドチェンジができたというくらいの輝きは見せてくれたものの、DF裏に一発で通したアシスト(2021大分戦みたいな)なし、CKのアシスト1か2、FKゴール1では全く収支が合わない。コンディション不良なのであっても、それが1年続くのはいただけない。来季は頭から100%を持ってきてもらわないと。

中村桐耶

リーグ戦 12試合 358分

ルヴァン杯 6試合 276分 1得点

2022/8/7 湘南1-5札幌

ルヴァンカップ第二節での中島へのクロスを見て開眼を期待したが、その方面での伸びはそんなになく、むしろ進藤を彷彿とさせるドリブル・フリーランが見られた。ビルドアップでできることがないという意味でも。まあ、これで勝ち点6くらい得ているし、キックよりこの路線がいいんだと思う。守備時にボールを見て人を離す傾向が見られるのが不安。

井川空

ルヴァン杯 3試合 165分

右ストッパーでルヴァン2試合を戦い、「対人に自信」とは何だったのかと思った。それだけでなく、攻撃時に軽薄なプレーでカウンターを食らい、それで失点まですることもあった。天皇杯でもタイツアーでも同じような状況で、結局来季は岡山ということに。西のYouTubeで「意見を聞かない」という周りからのコメントがあったが、これがすごく気になる。