新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

2022シーズンコンサドーレ感想 GK編

菅野孝憲

リーグ戦 27試合 2354分

ルヴァン杯 1試合 90分

2022/8/7 湘南1-5札幌

「中央にいる味方のポジショニングが気が利かない状態で、タッチラインとセンターラインを繋いだ位置にいる味方に浮き球で通した回数」という指標があれば多分トップ。それも、35歳を過ぎたここ3シーズンでの成長というのが凄い。菅野がいないリーグ戦はわずか2勝である(しかもどっちも相手が降格している)ことからして、その価値は絶大。人間離れしたセービングも健在で、非の打ち所がないGK。ここに金をかけてソンユンを復帰させるのは贅沢と言え、ならば菅野を引き抜こうとするチームは必ず存在するだろう。それくらいの存在。

大谷幸輝

リーグ戦 4試合 267分

ルヴァン杯 2試合 180分

2022/6/18 川崎5-2札幌

2年連続、初出場した試合で痛恨のミスをかまして失点しているが、その後は無難にプレーして持ち直している。33歳という年齢を考えると、育成しようとは思わないが、バックアップとしてはずっといてほしい感じがする。本人がそれを受け入れるならば。

中野小次郎

リーグ戦 6試合 434分

ルヴァン杯 5試合 450分

2022/11/5 札幌4-3清水

持ち味は比類なきサイズとそれなりのキック精度(しかも左)なので、シュートの前の準備、パスの選択だけ伸ばせば、ビルドアップで左足の役もできるスーパーGKに化ける可能性を秘めている。それだけに、クソほど軽い味方の守備と、「自分が出るときは味方もだいたい控えで気が利かない」というシチュエーションは酷すぎるので、環境を変えるのが正解。

松原修平

第4GKの調達に移籍金を払ったのだとしたら、いくら下部組織出身の苦労人であったとしても引くが、さすがに「京都のミスであちらのGKが5人になったのでタダでくれた」と思いたい。讃岐・湘南・群馬などでプレーしたのを見た限りでは、J1では控えの領域を出ないキーパーだと思うが、本人のSNSやnoteに溢れ出てくるパーソナリティの良さがとても好き。