新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

北海道マラソン2025 〜徒歩界の最速を目指そう〜

練習量が前回大会の2倍以上という状態で臨みましたが、それは完走を確実にすることに関してだけ効果的で、タイムは決して人に言えるようなものではありません。

この記事のずっと下の方には、ファイナルファンタジー10のネタバレがあります。

8/29(金) 札幌入り

今回は都合によりANA

8/29(金)、17:00発の便は平気で35分ほど遅れて出発。18:40千歳着ならば19:45ころ札幌駅で消化のいいものを食えばいいか・・・と思っていたら、親が用意してくれるとのことだった。結局実家に着いたのは21時だったので、断った方が良かった気が。しかも出てきたのプルコギだし。親の年齢的に「消化のいいものだけ食べる」と言っても、

全く意図が通じない、コミュニケーションが取れない感じになってきている(この4日間で何度もあった)。まあ、この話はやめよう。

8/30(土) VS RB大宮

ドモン

欧風牛タンカレー1350円 うまい

って書いたのにカレー食っちゃったよ。前から気になっていた店が通りがけにあって、開いてて、席もあった。しょうがないでしょ・・・出走まで21時間くらいあるわけだし何とかならない?ならんか・・・ご飯も固めの炊き方だったしマラソン向きではなかったかもね。これがまたとんでもなくうまい。マラソン「後」が良かったかもしれないね。

豊平公園駅から大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)へGO!

勝利!高嶺札幌!すすきのへ行こうか!?体重を少しでも軽くしに!

いや!動けなくなるだろ!(このユニホームの背番号とは特に関係がない)

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夕飯は北海道マラソンコース上で4km付近にあるスーパーで買った、おかゆ2袋とした(これで結局翌日ダメなんだからもう打つ手ないよな)。

もう実家を使うときは、本番前の食事をすべて断るようにしよう。

寝ましょう。普段非常に入眠が難しい私が、驚くほど早く就寝(20:50くらい)。

8/31 出走

最悪です。2時ちょいに目覚めました。寝たのが早すぎたのかもしれないし、死が迫ったような年齢で私より寝るのが遅い奴がゴソゴソと音を立てたからかもしれない。2度寝もできませんでした。もちろんそこから5時くらいまでは粘ってたんだけど。無理だった。意を決して起きた。

inゼリー3種(エネルギー・ビタミン・ミネラル)をキメて、コスチュームをキメて、靴ひもを2重に結んで出発。

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(全くほどけないからその点は良い。ただし今回は32km前後から左だけ結び直したくなり、しかし結び直すと足が攣るのでできないというジレンマ発生装置になった。)

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この曇り空、最後までもってくれよな・・・

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無理でした。晴れましたね。

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Hブロック(第2ウェーブ内の2/4)はこのような風景で開幕(第1ウェーブ出走)を迎える。列整理の末、4丁目に固められ、右折する形でスタートラインをまたぐことになる。Hブロックの先頭で、第2ウェーブ出走から2分程度。これは覚えておこう。

さて、

ゴールした。

以上・・・というわけにはいかないか。

北海道マラソン2025を完走したの巻|alovesun

三郎さんの言う通りで、去年とは別の、直接的な暑さとは異なる、ヤバい瘴気みたいなものがコースに満ちていた。三郎さんは折り返し直前から35km関門手前まで写真を撮る余裕がなかったとコメントされているが、私はもう頭からケツまで関門通過の流し撮りしかできていない。もっと納めておきたい絵がいっぱいあったにもかかわらず・・・

0‐5km

大通公園~平岸

7分程度かかると見ていたスタート時のロスが2分半程度で済んだことにより、4分半ほど心に余裕がある状態で走り出した。

そこで、キロ7×40作戦はやめ、しばらくキロ7:10でいいよ作戦(単純に考えてマージン4分半÷キロ10秒=27kmまでは10秒ずつ心に余裕があるってワケ)。

これ自体は良い作戦だと思った。タイムを持ってないけど速い奴(序盤の迷惑)がポコポコ抜ていくけど、集団全体としては混雑のため、このくらいで流れている。ここらで6分台だと明らかに集団より速くなり、蛇行走行を余儀なくされてロスが多い。

平岸のマーチングバンドに感謝の思いを抱きつつ5kmを超えたのは35:56のようだ。7分10秒からは早くも6秒遅れているが、関門的には9時35分に対して9時22分と13分の余裕ができていた。

ここからは35kmまでずっとキロ8分で関門が設定されているから、関門ごとに少なくとも4分ずつは稼いで、絶対安全圏たる「29.8kmで関門と40分差」を目指したい。

5-10km

平岸~札幌駅

最初の異変を感じたのはここの給水所だ。明らかに混みすぎている。手前が混むのは元からだが、奥も混んでいる。というかコップがないテーブルがいくつかある。しかし、去年の38kmで見たような「全体の売り切れ」とは異なった光景だ。ドリンクの納入量を読み誤ったか、人の配分を誤ったか、その両方か・・・

7条橋を渡る前の給水では、各島の手前テーブルはコップ出しが追い付いていないという程度で、全体としては枯渇は感じなかった。水を浴びるように飲み、実際にコップから浴びていく。*1

豊平川の渡河に成功した軍勢は、創成トンネルになだれ込む。この下りで加速してはいけないのだ。トンネル内は風景が見えないことと、GPSを受信できないこともあって、速度感を失いやすくなる。ここでペースが20~30秒上がってしまうこともザラなのだ。私は冷静にトンネルに入った。だが、去年とは異なる敵が襲い掛かる。湿気だ。一昨年は凄かったと聞くが、去年は体験してそうでもなかった。今年は湿式サウナそのものだ。気温は30℃近く、湿度は85%はあっただろう。とにかく、トンネル終了時の涼しさを通り越した「寒さ」には驚いた。

シャワー浴びてく?先シャワー浴びて来いよ。

浴びたら10kmが終わる。1:11:54。キロ7分11秒。見事なワンペースだ。関門との差は17分に広がった。マグオンのピーチ味をキメた。

10‐15km

札幌駅~新川通りの触り

北海道マラソンで唯一の「これと言って何のアトラクションもない平和な空間」だ。何か挙げるとしたら、ここだけ給水間隔が広いことくらいだろうか。まあ、それが一番の問題なんだけど。

このゾーンに宮大樹選手がいたようだ。気づけなかった。目的は何と田邊草民選手の応援らしかった。

1条ずつ確実に歩を進め、北24条を左折して新川方面に向かう。ここからは7月に練習済みだから問題ない(はずだった)。

新川通りの触りの部分(フォルスストレート)が終わると、15kmが終わる。1:48:22。この区間はキロ7:17に落ちた。嫌な予感はしたが、まあサブ5ができなくなる程度だろうと高をくくっていた。マグオンアップル味をキメた。これが決定打になることも知らずに・・・

15-20km

新川通りの触り~新川通りの入り口

前回大会では、「俺は速く新川通りに行きたいのに、どこまで遠回りすればいいんだ?」と思わされたが、今年は事前練習をしていたのでその感覚はない。どこまで行けばいいか、どこを回るのかはしっかり頭に入っている。「まだか」とならない。

で、15km過ぎの給水もかなりの混雑。立ち止まりたくないので奥を目指すが、終わりかけて危なく水1個を取る。

ここで、あまり想定していなかった晴天が襲い掛かってきた。これ、普通に焼いてくるタイプのやつだ。首筋が痛いぞ。

この辺で、招待選手やエリートランナーではない、ゼッケンABの選手がすれ違うようになる。コンサドーレユニフォームの先頭もここですれ違った。幸あらんことを。どうかご無事で。100mほど後ろの湘南ベルマーレに勝っていますように。

17kmちょいにある給水を取った後ぐらいから、胃が強烈に痛み始める。最初は腹筋が攣ったかと思ったが、胃だ。胃痙攣はヤバくないか?原因は何だ?と考えた時、給水所のものでそうなるとは思えなかった。すると、マグオンのどちらかか・・・

さて、マグオンはその名の通りマグネシウムをONするもので、今回はカロリー補給+足攣り防止のために持ち込んだ。もちろん事前に食べてテストしたもので、ピーチは味が好き、アップルは全10種?の中で最も味が濃く、目が覚める感じがしたので持ち込んだ。ピーチを入れてからは1時間ほどたっているので、アップルのほうか・・・?「走りながら食べる」をテストするべきだった。

疑いだすと走りにも影響する。何とか胃をちょっと働かせて無理やり消化したりしてみたい。そんなことはどうやってやるんだ・・・?などと考えていたら20kmに到達した。2:25:35。この区間はキロ7分26秒まで落ちた。もうサブ5は無理だ。生きて帰ろう。

20‐25km

新川通りの往路

さて、記憶がありません。この人はどうしてしまったんでしょうね。

前田森林公園で胃の中のものを放出してからの記憶はあるようです。無補給で行くのは無理だとわかっているが、ここで何を食べても消化できる状態じゃなく、しょうがないから水はもらおうと思ったらそれもなく、吐いて雪を左ポケットに入れただけで前田森林公園を出たと言っています。

かわいそうにね。

記録によると3:07:18で25km(公園を出てすぐ)をまたいでいるようです。

25‐30km

新川通りの復路

サブ何とかとかはもう無理。今何分貯金があるんだろう?何か引き算もよくわかんない。

そんな時・・・そう、コンサドーレユニラン部!

去年助けていただいた恩があり、今年は5口ほど出資している。出資したからどうということは無い。私を含めた、コンサドーレユニのランナー全員を助けてほしい。何より今ここに、助けを必要としている選手がいます。

コーラありがとうございます。食べ物はもう完全に無理なので、こういうので何とかしていかないと。

とはいえ、いったんここまで減速してしまったものを、またキロ1分以上加速するなんて無理だし、計算力も戻ったので、こういうことを考える。

(恐らくは)23kmまでは貯金を作り続けて走ったのだから、関門間隔が一定である35kmまでの12kmは23÷12≒2倍のペースで貯金をはたいてもいいのではないか?

つまり少なく見積もってキロ40秒ずつ貯金してきたとしたら、キロ1分20秒ずつなら貯金を使ってもいいのではないか?

そういう計算ばかり得意で申し訳ないが、ここからは「走っているフォームをギリギリ維持しているくらいの選手」に対して歩きでついていこうというプランにする。

私は徒歩ランナー界隈では最速になるんだ。

試してみると、集中して腕を振り、前傾姿勢を維持し、決してのけぞらないようにすればこれがキロ8分半~9分でいけるということが分かった。もう吐いてしまったものはしょうがない。走っている状態は維持したかったがこれで行くしかない。

30kmは3:51:10だった。この区間はキロ8分46秒だ。

30‐35km

新川通りの終盤~新琴似

この区間が、最も多くのランナーを捕まえている関門らしい。2回出場したことで、それが良くわかる。

5‐35kmは一定のペースが求められる中で、練習不足にせよ、アクシデントにせよ、20km前後で足が止まってしまったランナーは、たとえ20kmで30分の余裕を持っていたとしても、キロ10分(時速5km)で歩くと35kmで捕まってしまう。*2

ここでも徒歩界の最速を目指す戦いをする、が、とても空腹だ。そりゃ全部出したらそうなるか。マグオン固有の問題を疑ってはいるのだが、他の平和そうな顔をしているジェルも怖くて口にはできない。疑っているわけじゃないが沿道の食べ物もまあまあ怖い。

33kmに神降臨。ペプシだ。3杯もらった。口からこぼれる勢いで飲む。

後方のランナーに申し訳ない。私のせいで売り切れたかもしれない。

35kmは4:37:27。これはサブ5.5ももう駄目だろう。しかし、関門は11分30秒の貯金がある。去年は3分台だったな。

飲みすぎたせいかキロ9分15秒。これはもう競歩をしていると言っていい。

35‐40km

新琴似~北大の真ん中ちょい駅寄りくらい

もう競歩でいいよ。実際設定タイムもキロ9分だし。恥ずかしがることなんてないよ。

いや、恥ずかしい(反語)。

歩きの何が嫌かって、恥ずかしいんだよな。ちゃんとしたシューズ履いてて、何かすごい圧着のやつ着てて、高いサングラスして歩いているの。

もう歩いているだけだから補給とか正直どうでもいいし、計算上も間に合うから歩くことに集中していれば終わるんだけど、とにかく惨め。

40km関門 5:24:20 キロ9分22秒

40‐42.195km

北大~大通公園

何か走れるかもな?と思って走ったら攣った。いやはや、こんなに歩いても回復はしないか。でも、もうゴール見えたし・・・と思っていたら、最後の直線でこれまで最も大きい集団のコンサドーレサポーターズが!

ここで、エボン=ジュを倒してスピラをシンの呪縛から解放し、ジェクト・アーロンらとハイタッチをかわして消滅したティーダばりのハイタッチを決める。そして、1秒でもタイムを縮めるべく足が攣ったまま無理やり走り出した。

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でもここちょっとまだゴールまで遠かった。最後歩いたね。

5:45:41、去年より7分42秒早くゴール。

知ってる、天井

夕飯まともに食えなかった。発熱、激しいしゃっくり(40分続いた)。

9/1 帰宅

弟子屈

もう~すっかり元気!(筋肉以外)

スポンサードありがとうございます!弟子屈ラーメンをいただいて横浜に飛びます!

~Fin~

雑感

  • 何かもう、ジェルやめた方が良くない?羊羹とかにするか?あと公設エイドの食べ物だけで何とかね(今回も1つも食べなかった)。
  • 体調不良のせいで前日の朝から全部おかゆにした横浜マラソンが5時間25分なんだから、もうずっとそれでよくないか?
  • 翌日夜(これを書いている今)に、亀頭に大量の擦り傷があることを発見した。やはり、ゴール後直接すすきのへ行こうすべきだったということかもしれない。擦り傷なんて唾でもつけときゃ治ると言いますしね。その世界線では、サブタイトルは「~ゴールの先にススキノがある意味~」にしていただろう。

*1:スポンジの触感が苦手

*2:まあ、タイムを盛ってD/E/Fブロックあたりに潜り込んでる奴はここにさらに15分もらえているわけだが