新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

第1節 福岡戦

0-0

「大きな勝ち点1」「上々の結果」

並んでる選手名を見てもそう感じるならば、要求がだいぶ下がっていることを認めたほうがいい。

そして、要求を下げること自体は何でもない普通のことで、このチームの経営・現場の3年間の振る舞いを見て妥当なことでもある。

去年夏の時点で、「恐らく文字情報として外に出してはいけない重大な経営的懸念点があるのだろう」と思っていたが、恐らくそれは追徴課税であり、今年はそのツケを払わされるんだと思う。とりあえずここはクリアになった(解消したのではなく、問題があることが明らかになった)と言っていいはず。*1

それはさておき今日の試合は、ビルドアップについて、(特に選手が抜けたわけでもないはずの)左サイドで詰まっていた。7年目を迎えても確立できないというか、1年目の終わりより退化していた。あんな狭いスペースに左利きが縦に2人いたら、相手としても相当助かったのではないだろうか。右がそうでもないのは馬場が工夫しているのと駒井が頑張るから。

自陣に飛んできた何でもないボールは中々敵陣に帰らず、相手のクオリティに助けられるいつもの守備。70分過ぎて相手の足が止まり、相手の駒不足に助けられながらなんとか乗り切った感じだ。

ただし、合流1週間もしくは2週間の鈴木・駒井・浅野・青木・宮澤は予定通りの出場時間だろうし、近藤とスパチョークは相手の悪質なプレーの重なりによる負傷退場と言えるので、菅ではなく中村を下げるのかってくらいしか、別の交代の可能性はなかった。今日はあまり采配のせいで勝点を落としたという感じはしない。

毎年のようにキャンプ冒頭からゲーム形式、紅白戦、練習試合などばかりで、体を作らないにもかかわらずフィジカルコンタクトのあるハードな練習ばかりしているからこうなっているので、メンバー不足になっているのはそのせい。

菅野

おかしな事をしなかった。

馬場

相手が岩崎で助かったね。

岡村

今日は中村と宮澤がいたのでそうでもなかったが、今年も最終ラインの良心として何とか試合を成立させてもらいたい…と思ったところで前半ラストのクリアすりゃいいところの不要なファール…

中村

菅だと凄くやりづらいんだろうなってのは感じる。

荒野

危うく今シーズンファーストVARになるところだった。

宮澤

左にいるとボディアングルが厳しそうだ。

近藤

ゲームにあまり登場しなかったし、怪我までさせられるとはかわいそうに。

いつまでも走力だけじゃやっていけないよ。

駒井

キレなさ気味。それでも駒井は駒井。最も計算が立つ選手。

スパチョーク

タイ代表のおかげでコンディションが良い状態で合流…と期待していたが、単なる休養不足に見えた。

小林

80分引っ張ってもらえて…次はベンチかも。そういう監督だから。かわいそうに。

鈴木

2桁得点したときはジェイがセンターフォワードにいて、2.5枚の前残りが許可されていて、球はチャナティップとルーカスが運んでくれていたからね。とはいえシュートらしいシュートを撃った数少ない選手。

浅野

しばらくまた右サイド。かわいそうに。

青木

スタメンでいいんじゃないの?

長谷川

とにかく顔がいい。

田中克

守備機会が多くてもあのクオリティが出るかどうか?

*1:先が見えてこないサッカーをする監督(浦和より年俸は減っているだろうが、ハイコストなのは間違いない)に、11位前後を叩き出すには払い過ぎなコストを払っていることは、まだ解決していない。