3年ぶりの有観客開催となったフィッシングショー改め釣りフェスティバルに行ってまいりました。
気になったもの、というか欲しいもののまとめ。
DAIWA
リール
エアリティ
LT4000-XHで200g、LT5000-CXHで205gというとんでもない軽さ。同時に発表されたシマノのヴァンキッシュと比較するとこうなる。
型番 | 質量 | PE糸巻量 | 定価 | |
23ヴァンキッシュ | 4000MHG | 205g | 1.2-250,1.5-200,2-150 | 67,500円 |
4000MHG | 205g | 1-490,1.5-320,2-240 | 67,500円 | |
エアリティ | LT4000-XH | 200g | 1.5-200 | 66,000円 |
糸巻量が同じなのは4000MHG。5gしか重さは変わらないが、ボディバランスがいいからなのか15gくらい差があるように感じた。
型番 | 質量 | PE糸巻量 | 定価 | |
23ヴァンキッシュ | C5000XG | 220g | 1.5-400,2-300,3-200 | 68,500円 |
エアリティ | LT5000-CXH | 205g | 2.5-300 | 68,000円 |
5000同士で比べると、エアリティの方が若干深溝だからか、スペック上15gも差がついている。もちろんこのモデルも、エアリティは数字よりも軽く感じた。
そして、何と言ってもエアリティは巻き感が抜群だった。その名の通りエアリーな巻き心地ながら、剛性も感じる。滑らかさ(感度)と安定感(剛性)の両立ができているのはエアリティの方だったと思う。長期耐久性については使ってみないとわからんけど。
4000か5000を確実に買うと思う。
ソルティガ
この中で4000番が気になっている。ただし、上記エアリティがパワー不足に感じたら、である。東京湾や相模湾のキャスティングであれば、マグロカツオをやらない俺にとってはサワラに勝てれば十分なのである。価格差35000円と140gの増量を飲むかというと微妙と言わざるを得ない。とはいえ、巻いてみたところ抜群の安定感で、さすがはフラッグシップと感じた。
ソルティガIC・ティエラIC
年末に勢い余ってオシアコンクエストリミテッドを買ったが、それはパワーギアモデル。キャタリナBJでは物足りず売ってしまったので、現在ハイギアのジギングリールは空位である。ちょうどそのタイミングで、ソルティガICにハイギアモデル100HL-DHが登場。7.1:1のハイギアで腕にかかる負担は、140mmもあるロングハンドルでカバーする。ロングハンドルゆえのバランスの悪さは、ダブルハンドルでカバーする。その設計思想は理解できるのだが、奇怪な見た目になってしまったのが玉に瑕。めちゃくちゃ使ってみたいが80000円をお試しに出せるわけはないし・・・と思っていたら、ティエラICにLJモデルが出た。100番と200番の比較なので、40g重くなってしまうのは仕方がない。ドラグ力は遜色ないので、買うならこっちかもしれないな。
レオブリッツS500JP
ついに赤黒の電動リールが出てしまった。それだけだ。電動は耐久性と巻き上げ力だけあればあとはどれでもいいんだ。電動リールを使用する釣りで、細かい操作感が仕掛けのアクションの違いに影響するようなシーンはほとんどないからだ。それならば、好きな見た目のものを買えばいい。赤黒というデザインでこれに変えるべく、レオブリッツS500Jは釣りフェス翌日に売ってしまった。6年分の差が絶対あるだろうし、これでいいんだよ。
SHIMANO
ロッド
ワールドシャウラリミテッド
これが良いもんなのは誰にでもわかる。ただとにかく高すぎる。
今10万円が降ってきたら何を買うか?これにするわ。
リール
アンタレスDC MD
これはヤバい。まずDCに漠然としたあこがれがあるのだが、「New 4×8 DC MD TUNE」なるプリセットが存在するらしい。
この図を見る限りでは、ビッグベイト~ノーマルクランクベイトまでこのリールで投げられそうなので、ボートシーバスならばこれ1つ、バスでもベイトフィネスを足して2つあれば全てカバーできるかもしれない。ロッド側にも14~100gに対応せよと無茶を要求することになるが。(それがワールドシャウラリミテッドなのかもしれないが)
今までXBモードに設定して、外部ダイヤルを4までしか使えなかった人でも、3まで落として、さらに飛距離を稼ぐことができる。トラブル? そこは心配ない。この新たなDCが助けてくれるんだから。3まで使えた人なら2まで行ける。つまり、誰でも今までより1つ下のダイヤルで、トラブルなく異次元の飛びを体感できるんだ。遠投した先にあるモンスターの居場所にルアーを近付けることができれば、回転半径の小さい45mmハンドルでHG、XGを生かしたスピード勝負の誘いに持ち込むことが出来る。掛けた後も剛性感の上がったハンドルでもちろん有利。あとは釣るだけです。
村田基さん、マジでこれこのまま言ってた。あとは84000円を調達できないことだけが問題だ。
SLX DC
20000円ちょいで手軽にDCを味わえる。それが一番。
アンタレスDC MDの値段に屈した場合、パワー系を司るリール(スコーピオンMGLとか)を別に買って、中間域はこれにするのが現実的だと思う。そう思いながら見てきた。スピニングと重視するポイントが違うので、200gという重さも、手感度が微妙なこともそんなに気にならないかもしれない。青いのは嫌だが・・・
がまかつ
ロッド
ラグゼパックスタイルA4
釣りフェスティバルで最初に目撃したパックロッドにして、最も衝撃的だったパックロッド。A4は紙のサイズのA4のこと。A4サイズに収まる仕舞寸法という衝撃。4つのモデルの中で最も長いS66MLはなんと9本継だ。渓流振出竿じゃあるまいし。このニッチ中のニッチなブランクを生産するコストが大変だろうに、売値は20000円を切りかねない。これは全てのパックロッドを過去にしてしまうと思う。(ただし、がまかつは自社の窯を持っていないと思うので、同じ生産元のブランクで別のメーカーも出してくる未来はあると思う)