新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

マリーンズ2011まとめ

54勝79敗11分.無論最下位である
まあ酷いシーズンだった.思えば昨シーズン終了直後からこうなるのは決まっていたのかもしれない.首位打者最多安打のキャプテンを簡単に出し,その代わりも用意しない.ボールが変わったのに何も対応しない.打てないとずっとわかっていたデブを使い続け,結局帰国.挙句の果てに,6月29日のサブロー放出.クソフロント史上に残る愚行である.いくら不倫騒動があり,シーズン中に怪我をしたからといって,選手会長であり,しかもチームでも屈指の人気選手であるサブローをシーズン途中に放出して良いはずがない.選手への影響もキレイに出ている.7月こそ投手陣の踏ん張りで12勝12敗1分だったが,8月は9勝13敗3分,9月は5勝18敗1分,10月は3勝8敗3分と,明らかに選手のモチベーションが下がっていることがわかる.何が和の力だ
采配にも疑問が残る.怪我人が続出したのは不幸としか言いようがないが・・・勝っても負けても伊藤内ロサ.点差が多少開こうが全試合勝ちに行くというの見た目上美しいが,144試合もあるシーズンにその美談は必要か?内が離脱したあとは伊藤ロサ共に疲弊していき,勝ちゲームすら落とすようになる始末.野手はレギュラーが調子を落としても控え選手をなかなか出さないため,控え選手が全く1軍のプレッシャーに触れられず,たまに出てきても結果を出せないという事態になった.短期に結果を出した伊志嶺・角中がやっと定着したくらいで,他にもレギュラーが控えに勝っているとは言えないポジションがいっぱいある
選手にある責任としては,とにかく大きいの&打点つくのが打てなすぎ.本塁打二桁がいないという有様.さらに打率も低い.規定打席に達した選手で一番高いのが今江の.268.貧打過ぎワロタ
そもそも今年は野球をしていいのかわからない1年であったから,結果なんて度外視なのかもしれない.だが,無事に終わってよかったなんていう成績でないのは明らか.コーチ更迭は白紙撤回らしいが,何も変えずにこのチームが来年蘇るのかと言われると,顔を引きつらせざるをえない
【先発】

全く残念,残念だ.連続2桁勝利はまた達成したが,12敗というのはあまりに多すぎる.飛ばないボールでも相変わらずよく飛んだ.その原因を自分で見つけようとしていたとは思えん.何でかなー何でかなーと思いながら何となく投げて15本も打たれてきている.一発病こそなければ14勝くらいできたし防御率2.50くらいでいけた.四球が少なくストレスのたまらないピッチャーだけに,試合後に無性に悲しくなることが多い.エースと呼ばれてQS率65.4%とかホントにどうにかしてほしい

初の2ケタ勝利.オールスターまでダル・マーを追走し,2ケタは余裕と思われたが,オールスター明けに無援護とスタミナ切れに泣く.秋から調子を取り戻して何とか2ケタに乗せた,という印象.カーブをよく使うようになり,135km/h程度のストレートでもかなり速く見えるようになったのではないだろうか.恒例の長期離脱もなく来期のエースと言えるでしょう

1回で試合を壊したと思えば,8回を0に抑えてみたり…とにかく安定感がなかった.1年通して,ずっと「行き先はボールに聞いてくれ」となっていた.怪我も降格もなく1年通して1軍にいたので,負け越してもいいからせめて10勝してほしかったが…

突如先発に起用されて「5回まで限定」の安定した投球.あれほど6回に打たれるパターンが続いたのに,指揮官の配慮が欠けていたのは同情するが…夏以降は5回すら持たず試合を破壊するパターン.その後は「早い回にKO→3日後くらいに中継ぎ」という起用を繰り返し,何だかんだで1軍のまま終えた

先発した3試合(4月SB・ハンカチ戦・ハム戦)だけ良かった.他の先発した試合は全部序盤で炎上,リリーフに回ったら今度は逆転負けの連発.もう,終わってしまったのか

決して素晴らしい球を持っているわけではないが,その気迫で敵を圧倒する姿は黒木を彷彿とさせる.本格派のエースが久々に誕生するのか.気迫が空回りすると序盤に3失点するという癖あり

出たてだけよかった.ダルビッシュと2回も当たるなど不運もあったが普通の火だるまといった感じです

打撃がよかった.以上.さらば

早打ちをしてくる連中には相性いいかもね.待球戦法をとられると四球でランナーがたまるのは相変わらず

ふざけてんのかと思った.全くストライクが入らない.10km/h落としてストライクゾーンに入れたらそれもど真ん中.せっかくハンカチ糞野郎から4点も取ったのに,こいつが6点もあげたせいで台無し.その1試合で今季終了.成長してないのは西本のせいみたくスポニチには書かれてますが完全に本人のせいです
【リリーフ】

いい補強だった.来期未定なんて言わずにさっさと契約するべき.あとこのレベルのリリーフがもう1人確実に必要

  • 伊藤 50試合 2.29

例年通りの酷使によりまあまあの成績を残すが,折れたバットをもろに受け今季終了.いい時と悪い時の差が凄い

  • 吉見 24試合 3.72

7番ライト吉見.投手としてはうんこ

  • 川越 18試合 1.37

数字上ではあるが敗戦処理にしておくのはもったいなかった.1度もプレッシャーのかかる場面で出さなかったのはどうだろうか.終盤のリリーフ日照りを鑑みると,試しておけばよかったのではないだろうか

  • 山本一 14試合 2.87

変化球がしょんべん

  • 中郷 24試合 3.81

何か知らんが終盤1軍定着.中郷がいいというより右のリリーフがいなかっただけかと

  • 木村 13試合 3.38

何となくいい球を投げ,何となく時々コントロールミスして痛恨の一撃をくらう仕事

  • 山本徹 11試合 5.63

火だるま

  • 古谷 21試合 5.68

昨季とうってかわって酷い有様で2軍落ち,早く帰ってこい・・・と思ってたら9月にようやく復帰し,好リリーフとランナー貯金をほぼ交互に繰り返し,4試合に1回くらい試合をぶっ壊すペース.マリーンズのリリーフとしてはいい方

  • 内 21試合 2.19

好調だったのにあまりにも痛い離脱.早く帰ってこい
【抑え】

  • 薮田 53試合 31S 1.75

こんな54勝しかしてないチームで抑えをやって,よく53回も出番が回ったものだ.投球は安定の一言.連敗で間隔が空いたときは2失点して連敗記録継続に貢献したが,他はマリーンズの抑えとは思えない安定ぶり
【捕手】

  • 天使 338-75 .222 5本 25打点

2ストライクになったら絶望的.扇風機と化した天使は規定打席到達者の中で最低という打率を残しつつ,9月に1軍を去った.リードはまあまあいい

  • 金澤 28-2 .071 0本 2打点

今年もその長打力を生かす前に1軍を去った.成瀬より打率が低いということを忘れてはいけない

  • 田中 67-14 .209 0本 2打点

2軍でなかなかの打撃成績を残し昇格するが,リードとキャッチが安定せず1軍を去った.終盤に帰ってきてちょっとだけ肩を発揮

  • 的場 70-13 .186 0本 3打点

やはり打てず,自動アウトと化し夏に1軍を去った.消化試合モードになってから1軍に復帰もバットはさらに湿った
【内野】

  • 福浦 .223 358-80 3本 43打点

とても元首位打者とは思えぬ低打率.2割5分は超えると思っていた.老いには勝てないか

  • 井口 .265 509-135 9本 73打点

5月まで3割6分で打点トップ争いという凄まじさだったがその後は急に置物と化し,保証されていたはずの3番を角中に明け渡す始末.守備範囲もせまくなりいよいよ監督転身の日は近い

  • 荻野 .264 91-24 0本 10打点(14盗塁)

5月に定例の今季絶望.スライディング始めるの遅すぎるから怪我するんだよ!いい加減直せ!あと悪いことは言わないから外野に戻った方がいい

  • 今江 .269 499-134 8本 51打点

「何でもできるタイプ」を3番や5番に置かなければならない苦しさ・・・1軍で出続けてちゃんとした成績を残した数少ないうちの1人

  • カスティーヨ .269 331-89 5本 34打点

いい補強だった.シーズン初めからいれば10勝は増えたかもしれない.ただし来年も居てほしいかと言われれば微妙と言わざるを得ない.4番だと物足りないが5・6番なら・・・

  • 根元 .228 149-34 2本 11打点

ショートその2兼サードその2.8月まではサヨナラタイムリー以外覚えていない.9月からちょっと調子あがった

  • 早坂 .224 58-13 3打点

ショートその3.怪我が治ってよかったね.バッティングは病院に置いてきたみたいだけど

ショートその4.打撃×走塁×守備△.西村が左右病だったから出られたようなもの.バントもできないのでは・・・

  • 高濱 .208 48-10 0本 0打点

ショートその5.バッティングはかなりの伸びしろを感じる,来シーズン以降に希望が持てる内容だった.FA補償金を我慢して獲得してよかった

  • 細谷 .121 58-7 2本 5打点

ショートその6兼サードその3.成瀬より打率が低いということを忘れてはいけない.出だしだけよかった.何かHR2本打った.パンチ力はありそう.以上です

  • 塀内 .178 45-8 0本 2打点

ショートその7兼サードその4兼ファーストその2.その打撃は何のつもりなの?

  • キムテギュン .250 104-26 1本 14打点

さようなら.花澤香菜に似てる以外何も思い出したくありません

  • 高口 .045 22-1 0本 0打点

高口にポジションはありません.成瀬より(ry
【外野】

  • 岡田 .267 577-154 0本 35打点(41盗塁)

祝・ゴールデングラブ内々定).打撃も去年より1割伸びてさらにチャンスにも強くなった.相手に行くはずだった得点を何点も防いでいると考えれば,打率3割くらいと考えてもいいのではないだろうか.しかも40盗塁達成ときた.年俸4000万くらい出してやれ

  • 伊志嶺 .261 422-110 2本 21打点(32盗塁)

時々打つという程度.岡田と似たような成績だが感覚的には5分くらい下に感じる.序盤はまあまあ打っていたが3割に乗りかけた瞬間一気に調子を落としショートゴロ生産機と化してしまった.足はあるが肩がひどい.あまりライトはやらせたくない.まあ大卒1年目と考えれば規定打席到達もしたし30盗塁したし上々ではないか

  • サブロー .271 70-19 2本 9打点

どうするんだろうね.戻すわけにはいかないだろう・・・

  • 大松 .213 183-39 2本 16打点

序盤あまりに打てず俺のおもちゃになったが,金森コーチの言うことを無視してからは満塁弾打ったりして結構活躍.しかし再び調子を落として1軍を去り,俺の心に寂寥感を残した.10月に復帰しふっ切れたかのように豪快な三振を連発.トレードの駒といううわさも

  • 清田 .244 238-58 3本 25打点

明らかに去年よりバットに当たらなくなっている.やはり昨季終盤2ヶ月限定の確変であったか・・・ところでキャッチャーやってみないか?

  • 工藤 .200 100-20 0本 5打点

サブローと交換でやってきた男.走れる・守れる・打てない.そのタイプは余っています

  • 角中 .266 154-41 0本 10打点

2軍で抜群の成績を残して昇格してきたが,「どーせ2軍投手専用機だろ」という大方の予想に反してヒットを量産.5打数5安打事件や,さらには武田久からサヨナラタイムリーを打つなど活躍.大きいのを打つタイプの選手じゃなかったっけ?もちろん規定打席到達はしてないんだけど普通に外野で一番印象がいいんですけど・・・

  • 神戸 .200 40-8 0本 2打点

4月だけ良かった.応援が楽しいのが利点
【結論】
キャッチャーとショートが足りません.TSUYOSHI帰ってきてくれー!キャッチャーは清田でいいよもう