新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

よこすかシーサイドマラソン 完走のお知らせ

よこすかシーサイドマラソンでついにレースデビューしてしまった。

よこすかシーサイドマラソンとは?

その名の通り、横須賀市東京湾側の沿岸を走る大会である。ハーフ、10km、3km、1.8kmがある。ハーフと10kmは遮蔽物のない海岸沿いを走るので、海風の影響を受けやすい。反面、アップダウンは0mと言っていい平坦なコースである。

自分は10kmにエントリーした。

当日までの調整

ウェーブライダー27の購入以降、少しずつ日々の走行距離は長くなってきていたものの、10月中に一度は10kmというのは達成ならず、大会8日前にようやく信号待ちしながら10kmを達成。その後、中一日で3km弱を3回やって、調整らしいものとした。

出走

上下西大伍で行くつもりだったが…

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事態が事態故に、深井で。

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持ちタイムなしはグループF。ここでFの中ではかなり前に立てた。ぼっち出場の賜物である。この写真で前にいるのはせいぜい400人程度に見えるが、ランナーは1600人以上いるというのである。遅い集団は掻き分けて出ていくのも難しいだろうから、最初から流れてくれる位置はありがたかったのかも。

09:30、10kmの号砲。
序盤まず1.5km地点で折り返し、スタートまで戻る。大会の空気に当てられて飛ばしてしまっては、この3kmで脚を使い果たしかねない。キロ6分ペースだ…と言い聞かせながら走るが、FOREATHLETEが拾ったどうでもいい通知(出前館とか)を消そうとして、色々変なところに触れてしまった。1kmごとにブザー鳴らしてくれる状態ではなくなり、よくわからないことに。

3km通過タイムが17分くらいで、予定より速くなっている。速歩きを前傾で行い、少しだけ地面をケツ筋で蹴るイメージで、ゆっくり、ゆっくりと考えてもいつの間にか5:45くらいのペースに。

中盤(3-7km)

序盤のループを終えると、3.5km先の馬堀海岸プールを目指す中盤戦だ。4.5km地点で給水が用意され、水を選択。ポカリは自分の身体に合っていない可能性があるし、10kmならば栄養分は追加不要と見た。

さて、このループ後に気づいたことがある。反対車線(要するに自分の後ろを走っている)にチラホラとEランク、Dランクがいる。俺は持ちタイムがあるやつよりも前にいるというのか…?

いくらなんでも上手く行き過ぎではないか。8月まで3km走ってなかったヤツだぞ。

5km前後の位置にはよく行くオカッパリ釣り場などもあり、精神的にも落ち着いたいいペースになる。常に5:55程度の理想的な流し方だ。普段なら何度も信号で休んでいるはずだが、脚が止まらない。完全な無風という奇跡もありがたい。

終盤戦

折り返し地点を過ぎると、あとは帰るだけだ。当たり前なのだが、自分が既に通った道、片付けた敵だと思うとずいぶん気が楽だ。反対車線にEグループが目につくことも増え、前から落ちてきているランナーを結構拾っているんだなあと思った。ここまで来たら、何らかの見栄えの良い記録が欲しくなってくる。キロあたり数分のアドバンテージがあるとはいえ、序盤に飛ばした分がどこで顔を出すか…

それは8.2km地点にある給水で訪れた。水が体に入っていかないのである。胃に落ちてこないという感じだ。体が何か正常ではないことがわかる。
しかし、せっかくギリギリキロ5分台で走ってきたのだから、貯金を使い切ることなく60分を切りたいものだ。沿道で「ラスト!」と威勢の良い言葉が聞こえるが、正直言って1割以上残っていたらラストでもなんでもない。

FOREATHLETEはキロ6:20程度を示しており、9km時点で52:30だったので、少しでも歩いてしまうと60分を超えてしまう。何とか走っている状態は維持したままゴールを超えることだけ考えて走る。

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すると、見事に60分を切ることができた!今日知ったことだが、現役世代では奮わないものの、ゴールした参加者の中では前の方だ。

ラップは…

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意外と一本調子で走れてるもんだな。やるじゃん。

ゴール後

この大会は、貴重品を預かってくれない。三笠公園の体育館にマジでそのまま置いておくだけである。預かり時に自分のナンバーを書いたテープを貼り、帰ってきたらそのテープと自分のゼッケンを係員に見せるというガバガバセキュリティだ。故に、小銭入れと家の鍵を持ったまま走ったわけだが、タイムを目標にするなら来年は対策が必要だろう。

これは帰路の途中の東神奈川「麺処黒」にて回復食の風景。

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実は3週間に渡ってラーメンは絶っていた。意外と真面目でしょう。

翌日(つまり今日)の昼飯。筋肉に負ったダメージを豚と鶏で何とかする。
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タルタルは食えないのでありがた迷惑だが、とても良い。実は揚げ物も1週間止めていた(さつま揚げを除く)。
そして、ビールも解放。実に残留を決めた10/28以来である。
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結論:コンディショニングをちゃんとやれば10kmの完走は何も難しくない。