DAIWA ネライX 特徴
しなやかさと粘り強さを合わせ持ち、幅広いターゲットに対応する汎用性に優れた7:3調子。感度にもすぐれ、シャープな操作性を兼ね備える。強度とスムーズな曲がりを追求したグリップ部でジョイントする変則2ピース設計。コマセシャクリの釣りから、底を釣る根魚、疾走する青物まで、幅広いターゲットをあらゆるシーンで狙い撃つ。(公式サイト https://www.daiwa.com/jp/product/g4zmrsv より)
つまり何でもやれということ?器用貧乏?
型番でバリエーション出しておいたから、好きなのを選べということか。
Xシリーズだから、安い
ダイワのXシリーズは入門グレード。下から2,3番目のランクである。このネライXも19700-19900円で、実売は2-4割引かれるので12000-16000円程度とダイワとしては安い。自分の感覚では、最低限これくらい出さないと道具として信頼できないラインの、ちょっと上くらいである。
ネライとは何なのか?
リーディングネライとか過去にはAブリッツネライとか、汎用機にネライとつくものは他にもある。
リーディングネライはダイワテクノロジー盛り盛りのハイスペックだが73調子と錘負荷強め(M20-100, MH30-150, H80-250)はXと同じだ。Aブリッツも調子と錘負荷はだいたい同じ。
つまりネライとは、
・ブランク・ガイドの違いはあっても、7∶3調子
・上限100号クラスのM、150号クラスのMH、200号クラスのHが存在するくらいの、やや強めパワー
ということなのだろう。
H-180スペック
全長1.80m
2本継(バットジョイント)
仕舞寸法125cm
重量150g
先系1.8mm/元径11.9mm
錘負荷80号~200号
カーボン使用率84%
19,700円
ブランク
差し色赤が良い。
ガイド
非Kガイド。リングもアルコナイトかOリングと思われる。一応バット側は2足になっているが、昔のデザインのガイドだ。
リールシート
ロックナット2重なのはありがたいが、これでも釣りしてる間に回る。
グリップ
ほとんどグリップしないから関係ないが、トリガーレスなので少々安定しない。
コスメ
差し色赤がいい(2回目)。標準的な見た目。
実釣レビュー
ビシアジ
130号ビシを使用した走水〜東京湾口らへんのアジ釣りで使用。
コマセの振りは良い。ちゃんと出ている。
バラシはかなりあったのだが、周辺も皆バラシまくりだったため、この竿のせいではないだろう。
念のため、クッションゴムは細い奴を1mとかにして、タメられるようにしたほうが良いかもしれない。
長さはちょうどいい。長いと竿を上げるときにビシがキャッチしにくいんだよな。
泳がせ
ビシアジで釣れた小アジを泳がせて青物狙い。
固くて短いロッドということで少々不安はあったが、食い込みは良い。これまでに両手に収まるくらい、掛けるまでは成功している。
ただし、問題はファイト。ヒラメやワラサレベルなら問題なく上がったが、12号のハリスを切っていったやつのときは全くタメが効かなかった。泳がせには若干長さ不足かもしれない。210のほうがいいかも。
竿自体の強さは申し分ないと思う
だって、こいつを余裕で上げられたのだから…
他にできそうなこと
・150,200号使用のライトキンメダイ・クロムツ
・北海道の沖釣り全般(沖五目、バケのヒラメ・サクラマス、サケ)