タックルベリーでショーケース外の置き売りだった中古のリールを修理した。
まずなぜ買ったのかというと、
- 名前の通りボディがカーボン製なのであれば、現行の普及機よりもかなり軽いのではないかということ(実際150gであった・・・シマノのソアレBBより軽いではないか)。
- 外観から見えるビスは錆びているものの、回転動作としては全く悪くなかった。
- わずか350円であった。
- あと200円ほどタックルベリーで買えばプラチナ会員継続であった。
- 直すヒマがある。
といったところ。
ラインローラー周り
まずビスが完全に錆びており、というかネジ頭と言えるものが消滅しており、このままでは解体する手段がなかった。そこで・・・
まずネジ頭をリューターで削り、十字線を作って無理やり「プラスネジ」としたのだ。ここが本当にプラスネジなのかどうかは知らない。
生まれ変わってすぐで申し訳ないが、このネジはポーイ。
解体してみると・・・
ワッシャーこそ銀ピカであったが・・・
中は塩なのか固形の油なのか不明な物体。これはひどい。
ブレーキクリーナー→556のコンビで何とかならないか?
これが限界だった。まあさっきよりはきれい。
ネジは新品に変えてやろう。
ギヤ周り
開けてみると・・・
「はて・・・グリスとは何のことですかな?」ととぼける高級貴族のような態度をとられる。これマジで何なんだ。砂じゃん。
ドライブギヤを外したら、砂になる手前のグリスが発見された。つまりグレーになるのは黒ボディが削れて混ざってくるから、ということだろう。
綺麗になりました。こんなかわいいタオルハンカチが、我が家ではウエス扱いです。
性能とかどうでもいいので、とても汎用的なグリスを塗っておく。
こっちも。
こっちも。
完了。
いかがでしたか?
30年前のリールでもちゃんと動く奴なら直せば十分使える・・・かというと、スプールの構造とかベールの角度とか色々あって、キャスト距離・精度が求められる釣りにはキツかった。(これで使った ボートロック中止アジング - 新しいダイアリー(5) )
(見た目いい感じっしょ・・・これ部屋では絶対イケてると思ったんだ)
そこで、技術料つけて売れないか?と思ってヤフオクで350円+技術料150円+箱代70円で出品したら、結構競った。
こちらでは2000円も付いているし、しかも売れている。
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さすがに2000円にはならなかったけど、いい小遣い稼ぎになるかも・・・利益は昼食1回くらいかな。