
岩政に後ろ指をさし、4連敗の相手ならばこれまでの4チームのようにボールを捨てさえすれば楽だろう、と思っていた秋田のサポーター諸氏は、「岩政監督、J2っぽい勝利はどうですか!妥協して守りを固めて得た勝利はどうですか!」と嫌味の一つも言いたくなるだろう。
私はこういう勝ち方にこそスペクタクルを感じる。支配とか圧倒とかそういうのはあまりいらないタイプだ。*1
楽にやれるだろうという前提に立つ相手に対して、虚を突き、困惑させ、先行して追いつかない程度の反撃にとどめる。そういう「ストーリー」は求めていても、プレーの質とか、戦術的な発見とかは二の次だ。
二の次であることはわかっていて、でも相手のクリアミスでプレゼントされたコーナーで3点目を取った後の15分については言いたい。6-0-4のような形になってしまっていることで、相手の小松が下がるまでずっとバイタルまでは入れられ続けていた。馬場・高嶺・近藤ら質的上位な選手が頑張る形でしか流れを取り戻せなかったのは残念。秋田の選手層にも助けられる形になった。西野を入れてからは逃げ切りがはっきりイメージにできた。







中野 B
終盤の2本ストップと盤石のハイボール対応。逆風パントキックは御愛嬌。
高尾 C
裏とられるのだいたい高尾。岡田はよくやっていたのに・・・
家泉 B
ナイスゴール。監督の「セットプレーでの点の取り方を教えてやる」は嘘ではなかった。
中村 B+
CBになっていた。CB担っていた。殊勲ののナイスブロック2発。ダニいわくこれぞCB。
岡田 B
ナイスデコイランそしてナイス守備。
馬場 B
高嶺と2人で食いついてスペース与えたのに気づかず失点してしまうが、その後個人奮闘。
高嶺 C+
忙殺させたほうが生きるタイプ。
近藤 B
好きなスペース使わせて好きにやらせるのが一番。
スパチョーク B
アシストはつかないだろうけどスーパーなパス。
青木 B
ナイスゴール。ナイス守備参加。
アマドゥ・バカヨコ B
浮足立ってるように見えていながら、ボールは案外コントロール下にあり、周囲の使い方・使うタイミングともに良かった。
ジョルディ・サンチェス C
相変わらずキープすりゃいいところで誰もいないところにクロスあげたりするが、相手に脅威と認識されて牽制にはなっていた(チーム内では高年俸の外国人がこのくらいでは困っちゃう)。
西野 -
多分、自分のエリアに来た全てのボールに先に触り、全て跳ね返したと思う。
長谷川 -
ジョルディの尻拭いのナイスファール。
木戸 -
良くプレスバックして自動クリア装置になっていた。
*1:ただし秋田の吉田監督ほどではない。そこまで「ボールを預けること」「横パスしないこと」「ドリブルしない」にこだわってはいない。