まともなルアーって1500円する。高すぎる。
しかも俺は、腕のなさを「厳しい障害物攻め」×「細糸」で補うスタイルなので、とにかくルアーがなくなる。
そこで最近では、タックルベリーでともかくボロいルアーを買い漁って、なるべく安く直して使っている。
例えばこれは確か55円であった。
レーザーホログラム×レッドヘッドが酷使によりボロボロに?その割にリングやリップは無傷。とてもいい。こういうシンプルなカラーリングはなるべく元の姿を再現することを試みる。
だいたいでいいので型取りしてストレッチホロシートを切り出す。
ストレッチが効いているシールとはいえ、背中と腹の部分までは届かないので、先に埋めておく。
先程切り出したストレッチホロシートを貼る。貼り方は、まずは頭と尻尾でセンターラインを合わせて、中央から上下に伸ばして合わせて、最後は四隅に向かって伸ばしていく。
すると努力の甲斐もなく、やはりシワがよってしまうが、ここで気にするべきことは「シワをなくすこと」ではなく「デカいシワ1,2個に留めること」である。シワが憎くてむりやりシートを伸ばすと、破断したり、柄が不自然に伸びてしまったり、表面の謎の膜だけ伸びてしまうため。
このようになってしまっても、デザインナイフとかで「ヒダ」を切ってしまえば、まあまあ許容できるし、最悪上から塗装すれば隠せる。
隠せているのか!?
まあいいとして、こちらのウォブリングしそうなミノー(200円くらい)もやっていく。
やっていった結果がこれ。
いい感じではないか?
季節柄、メッキ用にこういうのも用意しておいた。