コピールアーでアマゾンを席巻している、日本語が通じる中華ことオルルド釣具。ミノーやクランクベイトなどの内部機構がないメタルジグであれば、単に金型に材料溶かして流し込めばいいので、普通に使い物になるのではないかと考えて、今回はタングステン製のメタルジグを買ってみた。なぜタングステンかというと、近々スーパーライトジギングでイサキ、ハタ等を狙う予定があり、小型メタルジグが必要であるため。
相変わらず謎のセンスを感じる梱包だ。
質量
まず、誤魔化されるとしたら質量である。材料を減らして原価を抑えて、利益率を高くすることを試みるだろう。
まずはオルルドを測定。
フック込み64.5g。
次にティムコのオーシャンドミネーター60g(鉛)は…
あれ?軽いんだが?削れてるからか?
体積
比重は
鉛:11.30
タングステン:19.3
なので、40%程度体積を減らすことができるはずである。シルエットに厳しい魚にはダウンサイジングは効果抜群の策。
オーシャンドミネーター(57gとする)とオルルド(64gとする)の比較画像はこちら。
ほとんど変わらねえ!全長はせいぜい1割減といったところ。写真ではわかりにくいが、幅はほとんど変わらない。1割減ってる?
厚みもほとんど変わらない。センターだけ1割減したかどうかくらい。
これ本当に4割体積減ってるか?3方向に1割減できたとしても0.9×0.9×0.9で約72%にしかならない。これ、タングステン半分くらいしか入ってねえだろ?
フック
すげえ甘い!以上!
指の腹に刺さらない!
値段
3個3338円なので、1個1113円。
フックはお話にならないので替えるとして、TGベイトのフロント・リアフックセットが370円。
スプリットリングは我慢するとする。これで1個1483円。
メジャークラフトのジグパラTGがギリギリ買えないくらい。
あと300円〜500円出せばダイワのTGベイトが買える。
値段と出来だけ考慮した結論
ダイワのTGベイトと、メジャークラフトのジグパラTGが十分安い。ここまで安くするとデメリットがデカい。ダウンサイジングを求めるなら、オルルド3つ買う金でTGベイト2個買ったほうが良い。
一応、実地テストをする予定はある。