新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

オルルド釣具タングステンメタルジグレビュー

コピールアーでアマゾンを席巻している、日本語が通じる中華ことオルルド釣具。ミノーやクランクベイトなどの内部機構がないメタルジグであれば、単に金型に材料溶かして流し込めばいいので、普通に使い物になるのではないかと考えて、今回はタングステン製のメタルジグを買ってみた。なぜタングステンかというと、近々スーパーライトジギングでイサキ、ハタ等を狙う予定があり、小型メタルジグが必要であるため。

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相変わらず謎のセンスを感じる梱包だ。

質量

まず、誤魔化されるとしたら質量である。材料を減らして原価を抑えて、利益率を高くすることを試みるだろう。

まずはオルルドを測定。

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フック込み64.5g。

次にティムコのオーシャンドミネーター60g(鉛)は…

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あれ?軽いんだが?削れてるからか?

体積

比重は

鉛:11.30

タングステン:19.3

なので、40%程度体積を減らすことができるはずである。シルエットに厳しい魚にはダウンサイジングは効果抜群の策。

オーシャンドミネーター(57gとする)とオルルド(64gとする)の比較画像はこちら。

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ほとんど変わらねえ!全長はせいぜい1割減といったところ。写真ではわかりにくいが、幅はほとんど変わらない。1割減ってる?

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厚みもほとんど変わらない。センターだけ1割減したかどうかくらい。

これ本当に4割体積減ってるか?3方向に1割減できたとしても0.9×0.9×0.9で約72%にしかならない。これ、タングステン半分くらいしか入ってねえだろ?

フック

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すげえ甘い!以上!

指の腹に刺さらない!

値段

3個3338円なので、1個1113円。

フックはお話にならないので替えるとして、TGベイトのフロント・リアフックセットが370円。

スプリットリングは我慢するとする。これで1個1483円。

メジャークラフトのジグパラTGがギリギリ買えないくらい。

あと300円〜500円出せばダイワのTGベイトが買える。

値段と出来だけ考慮した結論

ダイワのTGベイトと、メジャークラフトのジグパラTGが十分安い。ここまで安くするとデメリットがデカい。ダウンサイジングを求めるなら、オルルド3つ買う金でTGベイト2個買ったほうが良い。

一応、実地テストをする予定はある。