グラップラーSJファーストインプレ - 新しいダイアリー(5)
結論から言うと「ターゲット的には買う番手を間違えたけど、スロージギング初心者にはちょうど良い」になる。
反発力抑え目
安価ラインだから仕方がないが、カーボンの密度が抑えめで、高弾性カーボンの中ではかなり低弾性寄りだと思う。
スペックは明かされていないが30t+25tくらいか・・・
その分、「あ!キャスティングデッキの手すりにぶつけた!折れる!」と思ってもビクともしない。
キャスティングデッキが邪魔で取り込み時に持ち上げる形になっても余裕あり。
普通のジギングロッドに近い曲がり方である。
この曲がりのせいで、(過度に動かさないのがスロージギングだが、それにしても)ジグが動いていなすぎるのではないか。
スペック通りってことなんだろうな。
感度まあまあ
とんでもない潮でなければ(水深-50)gのジグがあれば底取りは簡単にできる。
20cmそこそこのユメカサゴのアタリも伝わってくる。
携行性良し・・・でもいらないな
バットと竿の回転方向の位置合わせが面倒。
6フィート8インチなら車に入るからそういう意味でも1ピースで良かった。
電車でスロージギングに行くことは自分は100%ありえないと言える。
剛性を多少犠牲にしてセンターカット2ピースが出れば携行性で売りになるかもしれない。
パワーはスペック通り
反発力のところでも述べたが、単純な復元力(ジグを上方向に持ってくる力)について、3番クラスのパワーは中深海においてジグの重さ的に不足だった。
少しでもリールを巻くととても重く感じるせいで、常に魚かと勘違いしてしまう。
相模湾のキンメ・アカムツ狙いのスロージギングにはシマノだと5番クラスがちょうど良さそうだ。
逆に言うと180~250gのジグを使う釣りなら満足できると思う。
魚のサイズに対抗する力については、40cm超のサバ3本同時食い(フック4本だから)でも上がってきたし十分だ。
この竿はタチウオ・青物深場用にしようかな。
相模湾の中深場には…
総合的にはGame Type SlowJ B68-5を買えばいいことになるがダイワでもCATALINA SJ 60B-5が出たし気になっているところ。