5月に二女が誕生予定である。今後は1年程度土日の昼間に釣りに行くのは難しい。基本的に5~12月の土日は家で過ごすことになる。
そこで、釣りに消費していた資金(消耗品代+船代+交通費)を回して、家でもできる競馬をもっと深く考えていこうと思っている。豆券なので回さなくても済むかもしれないが。
昨年はAJCC・Fレビュー・高松宮・オークス・天皇賞秋・アルゼンチン杯・阪神JFなど、G1/G2で会心の的中があったものの、夏競馬の不振・条件戦の不振で結局60%を切るくらいの回収率に終わってしまった。
全レースの全通りの馬連を買い続けた場合よりも悪い回収率である。
ランダムウォーク的な買い方は辞めないといけない。
ということで今年は(といっても2週目だが)、買い方の基準を変えていこうと決断した。
基準といっても、これまでは目についたレースの勝ち馬、3着以内馬を予想して、オッズを見て買えるだけ買い、時々当たるという戦略無しが戦略と言っていい状態だった。
変えるとは言うが、○番人気の○○騎手を買い続ける・・・といった、機械的な買い目の固定(予想行為の排除)は行わず、競馬で勝つ原則「買うレースを絞り、期待値の高い馬を探し、買い目の点数を減らす」に近づけるようなことをするだけだ。
①単勝の高期待値馬を探す
5~15倍に期待値の高い馬がいたら買う。
合成オッズが3~4倍に収まれば、単勝を多点買うのもあり(期待値の高い馬が複数いる場合)
つまり
勝ちそうな馬A 7.0
勝ちそうな馬B 9.0
といたら、この2点を単勝で買う。合成オッズは3.5である。
勝ちそうな馬は基本的には1番人気の5.0以下にいるものだが、果たしてこれらの馬が「1/オッズ」以上の確率で勝つかというと疑問である
そこで、ハンデで嫌われたり、斤量で嫌われたり、得意コースでありながら近走の不振で嫌われたりしている馬を拾っていきたい。
相手とか考えるのがもう面倒なので、8割方この方法でいく。
②馬連で人気+人気薄のフォーメーション
3歳重賞は葵ステークスまで馬連の払い戻しがプラスされる。基本的に馬連を用いていきたい。POGをやっている者の矜持としても、激走を期待できる人気薄は拾っていきたい。
人気‐中穴の組み合わせで5点まで買えるものとする。一旦「2着なら」「3着なら」と考え出すと、どこまでも馬券内に来そうに見えてしまう。よって、ここだけは機械的に決める。
単勝と同じく、合成オッズ3~4倍で調整する。3点なら9.0~12.0倍くらい。5点なら15.0~20.0倍くらい。6点以上買わないと拾えないと思われたら撤退する。
③絶対買わないレースの設定
応援馬券を除き午前は買わない
応援馬券を除き裏開催は買わない
何と言うことはない。馬を見られないレースを買う必要はないというだけ。
④1週やってみた結果
1/13
京都5R
⇒2着 650円
応援馬券である。単勝は1番人気の2倍台であり、応援でなければ買わない。2着には来たものの+50円では
中山9R 菜の花賞
ワイド1-2 100円
⇒4着-2着 0円
いきなり基準にない馬券を買った。基準に合わせれば買うべきは1の単勝である(11倍くらい)。どっちにしろ外れているが、ブレてはいけない。-100
京都9R 北大路特別
⇒6着 0円
応援馬券であるともないともいえる。2走前・4走前が2着で、前走の内容が嫌われての3番人気6.1であった。基準に合わせて、単勝だけにしておけば負け分が減った
基準にのっとっていれば-100
中山10R 初富士S
3連複 2-1,4,5-1,4,5,7,10 計900円
⇒②バルデスが飛んで0円
応援馬券であるとはいえ、基準から外れたことをやりすぎている。単勝1倍台で何も儲からないと思ったら、応援だけしていればいいんだ
基準にのっとっていれば馬連4点流しとして-400
京都10R 新春S
⇒6着 0円
京都9Rと同じで、複勝を買う必要がない。それにこの馬は応援馬券ですらない
基準にのっとっていれば-100
中京11R 愛知杯
ギモーヴ(7番人気15.4)
メイズオブオナー(5番人気9.8)
エテルナミノル(6番人気11.6) それぞれ単勝100円 計300円
⇒エテルナミノル1着 1160円
これだよ。こういうことだよ。ターコイズ5着とはいえ勝ち馬とは0.1秒差、調教も良くて54kgならいつも背負っているのと同じ。+860
中山11R ジャニュアリーS
ワイド1-6 100円
⇒4着-10着 0円
あれほど基準にないことはするなと
基準にのっとっていれば見送り
合計
基準にのっとっていれば+210だったが、余計なことをして-590でこの日を終わる。
1/14
中山10R ニューイヤーS
ペイシャフェリス単勝 100円
⇒5着 0円
基準からは全くぶれていない。来なかったものはしょうがない
中京11R 知立特別
ココファンタジア単勝 100円
⇒1着 960円
これだよ。こういうやつ。1・2番人気の馬よりも前走の着差が小さく、間隔も詰まりすぎていないいいペース。藤岡康太は中京や小倉では信頼できるイメージ。9.6倍はおかしい。6倍くらいでいいはずの条件。会心の1枚
中山11R 京成杯
5~15倍にいいのがいなくて見送り
⇒1-2-6番人気で決着
堅いレースだったので手を出さなくて正解と思った
京都11R 日経新春杯
⇒10着
見事にとんだ。中穴にシフトしたらこういうことも増えるけど、ブレずにやっていこう
合計
基準全くブレずに+660円
手法の評価
2日間で+70円だけど、土曜にブレずにやっていれば+870なわけで、しばらくはこれでやっていきたい。勝ったり負けたりするだろうけど、3月まではやってみる
⑤AJCC予想
過去10年の3着以内は・・・
前走中山芝19/30
前年秋G1出走10/30
過去10年の前走条件馬は・・・
昇級0-0-2-18
ということで、前走が中山で、昨秋のG1出走、条件馬ではないことを条件にすると・・・「そんなものはいない」となる。難解
見送ろうかな