ショアで使うロッドと違って、世の中にジギングロッドは数多くあれど、その全てが似たり寄ったりで、これならと思えるものってないな?
⇒じゃあ作ればいいな?1ピースなら棒買ってガイドとグリップ付けりゃ完成だし
というわけで以前から目をつけていた、以下のブランクを買った
マグナムクラフト LJ30-120
全長:1735mm(1ピース)
自重:36g
ティップ先径:2.15mm
バット径:9.0mm
テーパー:レギュラー
ルアーウェイト:30~120g
適合ラインMAX:PE3号
スペック上は、ルアーウェイトの割に適合ラインがずいぶん太いなと印象を持つ
作成
9割完成像
ガイド間隔
FUJIの推奨よりちょっと大きいKT6を使用して、糸の傾斜が小さくなる分手元側のガイドを手元方面に少しずつずらしたもの
繊細な釣りではないよなと思ってチタンフレーム+SiCリングのシリーズでOKと判断。これでも安物のジギングロッドなら買える値段になるけど
赤っぽいカラーリング
世の中のジギングロッドは判で押したかのように青系のリング、スレッドで揃えられている。青物の青だよと言われればまだ理解できるが、タチウオ用だと紫ばかりになる。これが堪らなく気に入らないので、赤系で揃えてみた
リールシート
VSSリールシート
EVA素材でトリガー部分を一体成型した、JustAceのVSS用ベイトグリップ
フロントグリップはほとんどいらないのでJustAceの一番短いやつでよい。
リアグリップは別の竿を作った時の余り物を削って調達
エンドキャップだけはポイントで金
スレッド
金銀のスレッドは今回は使わず
今思うと黒メインに赤のピンラインの方がカッコ良かったかもしれない
2年くらい使ったらガイドを全部外してメンテするかもしれないし、その時やればいいか
実際に竿にしてみると、ちょうど1ozくらい上の、60~150gくらいが良さそうな曲がり具合であった
持ってみた感想
30gでは着底がわからないかもしれない。下垂30gではほとんど曲がることはなく、むしろキャスティングにはこのくらいのウェイトが使えるのではないか。(このブランクをカーボンパイプで延長し、ダイビングペンシル等のキャスティングロッドとして使用する人もいるみたいだし)
150gを使うと、ジグの形状にもよるが、過度にスライドするような飛び方をせず、深場タチウオあたりにちょうど良さそうな感じだ
ちょうどこの後にタチウオをやる機会があったので、これ一本で行ってみた
その件はこれ