ふと、娘(5か月半)が釣りデビューする日のために、ショートロッドを作ってあげようという気が起こりました。昼間に仕事やってるとどうしてもそういう気が起きますね
子供が使いやすい4ftちょいくらいで下垂負荷が5g~15gくらい
基本的には堤防足元探り釣り、ゴロタ場穴釣り用で、たまにはボートシロギスにも使えるような竿
娘が自分から釣りをやりたいと言い出すまでは自分で使えればよい(半分以上それが目的かもしれない)
というわけで、ちょっと調達・検討してみた
グラスソリッド素材
ショートロッドなので素材は重くてもいい。そもそも4ft台のカーボンブランクはなかなか売ってないし、ヘチによくある予期せぬ大物に子供の腕力でも粘れるグラスでここは作成する
穂先側:先径1.2mm・元径6mm・長さ600mmのグラスソリッド(483円也)
元竿側:別のクラフトで作った余り(恐らく1.2×9×1200の元側の余り)先径約5mm・元径9mm・長さ約600㎜のグラスソリッド
ブラスフェルールで並継を作る
コスト削減のため印籠継ぎはやめてブラスフェルールを使う。(ソリッド2本を印籠継ぎは超絶技巧が必要なのでできない)
高級な竹製フライロッドとかでよく見るジョイント部分を、アルミで作った安価なモノである。マルチピースにする場合は金属フェルールが多くなって重量が、という問題が発生するが、今回はジョイント1つなのでこれで十分
元竿側にオス、穂先側にメスを仮止めしてみる
(ところでクソフェミはこの「入れる方がオスで入れられる方がメス」という表現に文句は言わないのか?)
挿入!オォン!アォン!(やめなさい)
ガッチリとハメられたロッドは多少振り回しても何ともなし。いい感じだ
ただし、海で使った後のケアは気を使いそうですね
塗装仕上げにする
ここからは計画
一般的にグラスソリッドは総糸巻きすると先調子だったものが胴調子方向にシフトし、反発力が落ちる。船竿で言うとカハワギ竿がマダイ竿になっていく
この竿は4ft台であるため、アワセを入れても移動距離が短いため、なるべくバットの強さを残したまま8:2程度の先調子にしたい
しかしグラスソリッドはガラス繊維を直線方向に束ねたモノであるため、何も施さないと目に見えない細い繊維が剥がれ落ち、皮膚を傷めたり、最悪体内に取り込んでしまう
そこで、総糸巻きはやめて塗装にする。ラッカーではなく樹脂系の塗料を使って、強度の維持・強化も狙う
バーサタイルグリップ
ヘチ釣りやゴロタ場の穴釣りでは小型両軸リールを使いたいが、ボートシロギスやチョイ投げハゼなどではスピニングを使いたい
スピニング・ベイト兼用設計ロッドと言えばDAIWAのライトゲームXV。
FUJIのVSSガイドを使って似たような感じのグリップを作る
この赤枠のような感じ。ただしリアグリップは相当短くて良い
サッカーも終わって時間があるし、春までを目標に組んでみようかな