新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

ポジティブに仕事辞めたい

辞めようかな、って思っている。

ただし、4年前の上司パワハラに無能PLにメテオフォール型開発で月時間外80時間みたいな話ではない。

前提として、ローンや娘2人の教育資金の捻出のため、今年1年で収入を上げようという個人プロジェクトを行っている。釣り道具も欲しいし、コンサドーレに入金もしたい(おそらく今期末に2年連続の赤字を計上するから)し、単に通帳の残高も増やしたいので、ともかく入ってくる量を増やさねばならない。具体的には月3万、年45万の増をしたいのである。

そんな中、俺の手による部署内の各メンバーが抱える仕事の可視化(この功績によって昇級も昇給もしなかった)により、セルフムカ着火ファイヤーしてしまう。

隣の40過ぎのおじさんは1日6時間のネットサーフィンに加えて、メールを書いたら一仕事終えたとばかりに30分休憩し、11:30前と15:00前にはトイレでのデイトレを欠かさず行い、定時数分前に席を立ち、定時ちょうどに正門を通過して帰る。業務効率化のためのバグ管理システムを無視してエクセル。長期投資向けおすすめ株を調べてはエクセルにまとめる。ご自慢のエクセルで提出される週報には「メールした」と大仕事が記録されている。ということが可視化された(申告では高度に偽装されているが、アウトプットがほぼ0なので)。

もちろん、このおじさんによって自分の仕事が増えているわけではない(業務効率化の推進は仕事なので手戻りが発生してはいる)。しかし、以下2点の問題がある。

  1. エクセルサーフィンおじさんの月収が40万程度ある
  2. エクセルサーフィンおじさんのような無能を集約しておくのに適切な泡沫部署であるとエグゼクティブに判断されている可能性がある

1については、「何のアウトプットもせずにあと数年生きていれば月収が数万上がる(そしてそこで止まる)という希望ある話である、という捉え方もできる。しかし俺は「こいつクビにして若手に分配すれば?」と捉えたのである。俺とほぼ同等の給料で働くのは他に3名いるので、そこに3万ずつでも上げてくれればいいのに。エクセルサーフィンおじさんは居なくても一切困らないのに。前回の40才以上の早期退職時に39才だったから助かりやがって。

2については真であれば本当に危険で、もし会社が身売りでもする事になったとき、必ずこの部署は含めて売ろうと思われるだろうし、まさかここから将来上級職に配置しようとは思うまい。ここにいるだけで将来の成長が絶たれている可能性を思うと不安でしょうがない。

どうにかしないといけない。

ただし、最も簡単な方法である「生活残業」という手は取らない。それは本質的にエクセルサーフィンおじさんと変わらないからである。

プログラミングを売りに入社したんだから、やはりそっちの部署に行きたい。仕事は山ほどあるだろう。幸いにも我が社には等級の他に職責が評価されるため、難易度の高い仕事をさせるためには先に給料を上げなければいけないのである。(つまりはQA=簡単な仕事=低給という認識がまかり通っているのでもある)

前にいた所に戻るのであれば話が早いが、4000人以上いる会社の中で全く別の事業に空きポストが発生したとき、例え能力的にこなせるとしても、プレゼン(アピール)なしで入れるかは疑問だ。さらに言うと、会社そのものが傾いているため、倒れる前に外に出る必要性が数年以内に発生するかもしれない。もちろん、このまま今の仕事を続けて行き詰まれと言われた場合も同様だ。

そこでとりあえずAtCoderに登録した。浅学なので今朝まで知らなかったのだが、某バズっているGoogle入社エントリーの「ABCのC問題」って何だろうというところから調べて、「乳揉みから挿入に進むタイミングとは?」みたいなノイズを避けつつ到達した。コードを書くのは3年ぶりなのだけど本当にすごいね最近。

あと2013年購入の参考書捨てた。多分今こういう書き方すると、例えば他社のイケてるgitにプッシュしようもんなら1時間に50回はslackで優しく罵倒される。そもそもはてなブックマークとかでtech系統の記事に出会っても、そういうレベルのコード書いてないしな。これ何て読むの?ってレベルだもん。素直に「アルゴリズムとデータ構造を知ってるだけのプログラミング初学者」であると認めて再参入した方がいいと判断した。今すごくすがすがしい気分。

何でこんなに気持ちが上を向いているかって、肉体改造のために筋トレしてるからだろうね。筋トレが自己啓発だから評価点上げろって言おうかな。それだけで給料上がったら筋トレだけして昼間はエクセルサーフィンするんだけど。