新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

日本一遅い行く選手来る選手18-19

映像で新チームが見れるようになってなお退団選手、加入選手について書いているという遅筆さよ。バンコク戦は見たけど、以下の文は全部それ以前に書いたので、そういう前提で読んでください。

退団選手

横山

昨季(一昨季か)3-1ビルドアップが完成に近まったところで監督交代は不運だった。横一線に戻った選手序列に加えて、キャンプ序盤の離脱が響き、サブ組へ。パスとは受け手あってのものであるから、サブ組が受け手ではパスがマシな方という特性を生かせず、それ以外もスランプというかイップスのような状態になり、ルヴァン大敗続きのまま敗退、以降出番は与えられなかった。もしかするとシーズン中から腫瘍の影響があったかも知れない。今は寂寥感よりも単に腫瘍の心配が強い。

田中

菅よりも10歳上だったため、与えられたチャンスは左サイドではなく左ストッパー。もちろん高さ強さともに足りず、ルヴァン杯ですら通用しなかった。純粋に今の田中の能力で出場できる、できれば4バックのチームを探すしかないと思っていた。秋田はそうなのか?

河合

引退の場合はコーチではなくフロント入りしたいらしい(ここを書いている段階ではまだ未発表だった)。威圧営業として活躍を期待する。

内村

もともと背丈がないのにアシストが少ない毒針タイプのFWだったが、年齢もあってか、しかもスペ化してしまった。昨オフに出る決断をして、よそで1点でも取っていれば、一気にJFLまで落ちることもないだろうに。それを言い出したら2014年末にJ1からのオファーで行っておけばとかキリがないのでやめとくか。

菊地

横山と同様に、始動時点では進藤と同じか上にいたはずなのに、不運にもパシフィック・リム杯で怪我し、横山以上に出場機会なくそのまま退団。進藤の急成長でカバーできたとはいえ、控えにはいてほしいのだが、まだまだ札幌は控えまで金を使えるチームではない。今までありがとうというほかない。ところでアビスパに拾われたが、23人しかいないぞ・・・

稲本

相模原に加入らしい。田中美保の仕事を考えたら、確かに関東に行くのがベター。稲本の年俸を考えるとJ2以下ではレギュラーにしなければもったいないと思われ、なかなか手が上がらなかったんだと思うな。

T

無論来年も戦力だったろうが、7500万という明らかに過剰な年俸によって完全移籍。我々に「引退も含め必ずチームを去るプロ選手たるもの、いかに普段から口を慎んでおくかが大事」ということを教えてくれた。しかも事業家として帰って来ようとしているらしい(私は12/15くらいにあらゆるSNSでハーチューごとスパム報告したので知らないが)。このような余計な物言いと、「ファールになるだろうけど笛が鳴らなきゃラッキー」的なチャレンジ、この2つがなければもっと退団を惜しむんだけどな。

宮吉

勝ったほうの柏戦で決めたヘディングシュートを見た限り、ゴールセンスを生かすためによりゴールに近い位置でプレーさせたい。そう考えると、長身ポストプレイヤーとの古風な2トップが一番良さそう。札幌にとっては来年(今年)もサイドとシャドーの控えになると考えたら、若くて可能性のある分、岩崎と交換したほうがマシと考える。

兵藤

恐らく最も痛い退団。宮澤がDFにカウントされるようにシフトしつつあり、駒井はシャドーやサイドをやったほうが良さそうで、中原は長崎の序盤の連勝に貢献したものの札幌で同じ貢献ができるかは未知数、荒野はあらゆる意味で未知数、深井はいつ壊れるかわからん。2018シーズンも、出場したら何故常時スタメンじゃないのか理解できないほどうまく効いていた感じがする。1軍ちょいの存在として兵藤は絶対に必要だった。マリノス1軍ちょいの境遇を捨てて、戦力から言ったら明らかに最下位であった2017札幌に飛び込んできた所を見るにつけ、他のメンバーが多少弱くても、シーズン通して試合に出て、自分のプレーでチームを押し上げたいのだろう。そういうところが好きで加入記念焼肉をやったんだけどね。

加入選手

壇崎

選手権ではサイドにいたけど、彼も宮吉タイプなんだと思う。トップで使わなきゃ得点は取れない。まあまだ原石の段階だし、何試合かリーグ戦で出れればね。

中村

ルヴァン杯鄭大世を抑えて、とはいうものの、その試合負けてるし、2016年の鄭ならまだしも2018年の鄭でしょ、と思っちゃう。過度に期待するのはやめて、まずは試合に出るところから。ルヴァン杯レベルのアタッカーを確実に抑えるところから。

岩崎

アジア大会4ゴールでチーム得点王も、京都では1G1Aと振るわず。そもそも京都は迷走の限りを尽くしていたので参考外という説もある。コンディションが悪かったら何もできない(本人談)というのもある。非常に海外志向が強い(強かった)というのもある。札幌的にはまずチャナティップの控えとして起用されると思うが、うまくモチベーションをコントロールして、20試合前後出て何点か取らせて勝利に貢献させ、最終的に移籍金にすると満点かな。何せここまでは本人から、「踏み台にする意志」が凄く見て取れるので…

鈴木

最下位のチームで11点取ったのだから能力はあるのだろう。粗削りでカウンター専用機と思われていたが、11点はバリエーションに富む内容で、純粋センターFWとしてジェイを脅かせる存在にはなるだろうし、キャンプ中の出来によってはレギュラーまであるかもしれない。

アンデルソンロペス

何だか悪評ばかり目立つが、広島1つで判断するのは早計だろう。札幌に有利に考えると、広島で縦に速く攻めさせるとアンロペが得点できるも、周りがついていけない。遅攻及びコンビネーションは監督交代もあって全然練習が足りなかったのだと今は思っておく。それでも、2017年に2ケタ得点しておきながら、2得点した試合で0勝、1得点した試合で1勝という件は説明できないが…

中野

大卒川崎ブランド。菅とレギュラー争いをさせるとか言っていたが、菅が77kgになって帰ってきたので、争うこともなくレギュラー入りするだろう。シャドーだってできるだろうしな。ただし、向こう数年見たときにまだ25と考えるかもう25と考えるか。結局は雇われサブ扱いという可能性もある。過度な生え抜き&若手重用は好まないのだが…

中原

長崎の序盤の3連勝時の活躍は見事の一言。これでJ1残留まで決めたら帰ってくることはなかろうと思っていた。その状態の中原なら歓迎だが、怪我をして終盤まで出場なし。単なる確変だったら、2014中原だったら、と思うと不安がある。一方で守備は確実に成長していそうだ。

ルーカスフェルナンデス

動画を見る限りでは、突破は縦専門、クロスは右専門(速くて粗いボール)、スピードは上々という感じで、マセードじゃいかんのかよと思った。これで守備までできたら当たりなんだけどな。