新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

電撃文庫の客じゃなくなったのが辛いというお気持ち

現在ソードアートオンラインのアリシゼーション編がBS11などでOAされている。

比較的精神年齢の低い自分はこの手の作品に触れても楽しめるのだが、原作は14巻を読んだところで止まっている。

アリシゼーション編は9巻から(だったかな)スタートし、14巻ラストではいかにも次で終わりですという展開だったが、結局のところその後4巻も続く、全10巻にも渡る超長編である。

14巻を読み終えたのは2014年4月29日らしい。驚くべきことに、コンサドーレの監督が財前恵一で、小野伸二が加入する前である。

この辺の試合の記憶がないのは本項とは関係ない。

4年半で6巻も出ているのに引っ越しでどこかへ消えた15巻を買っただけで、本作品には全く手が出なくなってしまった。

何故か?答えは簡単である。

同レーベルで本作品と双璧をなす中二、新約とある魔術の禁書目録を読むのにこれの5倍くらい力を使ってしまい、「中二ラノベ読解力」とでも言うべきものが尽きてしまうのである。

使い切ると半年から1年のチャージ、もしくは一切頭の疲れないラノベ、要するに絶頂除霊とかを読まなければ回復しない。

新約とあるは1年に2・3冊は出るため、「買わずにたまっている量」がこちらの方が大きくなり、いざ中二ラノベ読解力が怒張したとき、優先されてしまうのである。

読後しおしおになった中二脳は長い眠りにつくのである。

今日このことをふと想起し、30という年齢は中二の時に精子だった者が中二に成長してもなお1年足りない程の、物事を純に受け取るには心を成長させすぎたものであるかもなと思い、辛い。

心の成長なんて止まっていいのに。

電撃文庫草創期で育ったので電撃文庫が読めなくなるのが辛い。