前日までは最高気温が20度近くあったのだが、当日の天気予報は6時の気温が4度で北の風9m。しかも6～9時までは雨の予報だ。これは中止確実か・・・
当日5時起床。海からそんなに遠くない我が家では微風だ。気圧の谷は深夜に通り抜けてくれていたようだ。
忠彦丸の港につくとさすがに天気晴朗とはいかなかったが、波はない。無事開催と思われたが、自分以外にメバル船の希望者がいない。これは乗り換えかもしれないなと、いつ「じゃあウィリーにします」と言おうかと10分ほど立ち尽くした頃、ようやく2人希望者が来て、無事出船となった。不人気な魚ではないと思うが、前日の成績「１～１１匹」に警戒されているのだろうか（実際、この日以降2日連続で人数が揃わず）
出船前に頼んでもいないのに船長によるレクチャーを受ける。
「このサビキはだめ。（店オリジナルのサバ皮と比べて）似てるけど違うでしょ？」
「これもダメ。ハリスが1号より太いと食わない」
「これもダメ。フラッシャーがついてる」
こちとら数千円払ってる客だっていうのに何なんだと一瞬思うが、
「昨日自前のやつを使ってた人は1匹しか釣れなかった」
よし、船の上では船長に絶対服従しよう。店オリジナルの仕掛け使おう。
無料で1枚くれるけど、追加は400円とちょっと高いけどな・・・
ところでリールはいつものやつだけどロッドは変わりました。先週買ったシーバスロッド、クロスビート965TMFS。本来は7～35gのルアーを投げるための設計だけど、自宅で30号錘をぶら下げてみたら全然いけそうだったので起用した。下垂なら20～40号ってところかもしれない。ちょっと先調子なのが船釣り的には不安。
そんなこんなで横須賀沖に入った。ここは8時以前は入釣できない区域らしい。
そしてなかなか来ない。タナは底から1～3mと言われたものの、生命感がない。ベタ底にしてみると、岩礁の手応えを感じる。じゃあもっと上にしてみるかと3m上げてみると、潮の流れしか感じない。最初の移動までは船長を含め不調で、最後に上げるとなんと6cmくらいのカタクチイワシがついていた（それも船に乗せる直前で落ちた）。これはアカンかもしれない。
第2ポイントに移動してからは、常に船長の挙動を確認した。常に魚群探知機を見ている船長の動きをチェックし、船長が置きっぱなしにしているリールを巻き上げたら自分もレンジを上げる。するとようやくメバルが来た。このポイントでメバル2、カサゴ2。
サイズは良い。小さくても16cm、大きいものは25cmに迫るだろうか。
9時半くらい。汐入らへんかな？
唯一「使用が許可された」仕掛けが、度重なる上下動と、魚を上げるときの回転に耐えかね、よれてしまった。騙し騙し使うこともちょっと難しいかもしれない
転戦につぐ転戦。ここ猿島周辺のポイントでは、アジの群れに当たり、自分が何の船に乗っているのかわからなくなっていた。
メバルのレンジに合わせるため底に一旦落としてから2～3m上げよう→そもそも船から10m落としただけでアジが食ってくるんですが・・・
船長に打診
今日のハイライト 僕「船長！底まで落ちる前にアジが食っちゃうんですが！」 船長「いいことだと思います！」 僕「はい」
— 妖しい技術者サトシさん (@satoshi_cs12) 2014, 4月 6
ですよね
ここはアジ釣り場なのだからと割りきって、ヨレきった店オリジナルの仕掛けは回収し、「これもダメ。ハリスが1号より太いと食わない」のやつにチェンジ。アジならそんなに見てこないし大丈夫だろと思ったらこれが正解。
何が正解かって普通にメバル釣れるから。むしろ1.2～1.5号にしたほうが小型避けになるかもしれないと思った。とにかく数を取るなら0.8にしろって感じ。「やっぱ店の仕掛け売って小遣い稼ぎたいのかな？」と思ったけど、擬似針自体は同じで糸が若干太くても釣れたという話だし、まだ俺は船長を信じるぞ。
そんなこんなで11時の帰港となりました。
メバル１１（船長からの施し含）
カサゴ３
アジ８（船長からの施し含）
累計
メバル13
カサゴ31
アジ8
