AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR | ニコンイメージング
先日、12/20にモアーズのキタムラにて衝動的に購入した16-85EDVRですが・・・
試し撮りがてら、以前契約満了が発表された18-55mmVR(元々D3100キットから流用した)と比較してみました。
この変更で良くなったところをいくつか挙げます
1.広角側が16mm(35mm換算24mm)スタート
(先代のDX18-55mmVRで撮った焦点距離18mmの作例)
(DX16-85mmVRで撮った焦点距離16mmの作例)
16mmと18mmのたった2mmの差でありますが非常に大きいです。
35mm換算だと4mmの違いです。
望遠側はともかく広角側でのこの差は大きい。
SIGMAでも標準ズームでは17mmスタート。
2.ズーム全域に渡り解像感が高い
(人だかりの後ろから35mmまでズームして撮影。そのまま載せるのはサイズ的にできないのでやむなくリサイズ)
(等倍にして600×800にトリミング)
いわゆるカリッとした画作り。
18-55mmVRではそもそもズームできない55-85mmの範囲内でも使用に値する解像感。
28mm~35mmのよく使う領域のピリッとしなさが気になっていましたが、この16-85mmならそこら辺はとても素晴らしいと思います。85mmはちょっと物足りないところがありますが、実は更にAF-S DX 85mmF/1.8を手に入れたのでその辺は大丈夫なんですねえ・・・w
3.周辺部まできちんと解像し流れ等が少ない。
18-55mmの18mmでは周辺の流れ・タル歪曲が顕著に、55mmでは描写の甘さに加え周辺も流れますが、このレンズではそれがないというか、16-85mmを買うことでようやく18-55mmのレンジが使用できるようになったという感じ。悪条件下だと、18-55mmでは20-28mmと35-50mmらへんしか使えないような感じがちょっとありました。
4.コンパクト
5.3倍の割にはコンパクト
(左:AF-S DX 16-85mm VR / 右:AF-S DX 18-55mm VR)
35mm換算で24-127.5mmの画角をカバーできて、このコンパクトさはすさまじい機動力です。とりあえず1本持って外に出ようとなったらこれ。そういう感じの便利ズーム。D7100とのバランス感覚も良い。18-200mmはちょっと気軽には持ち歩けない重さです。