新しいダイアリー(5)

北海道コンサドーレ札幌と釣り

俺とBBH

最近新しくBase Ball Heroesを始めました。というのも最近はボーダーブレイクとかをすっかりやらなくなり,アクアパッツァやらP4Uやらといういかにも俺向けの格闘は一気に「元々格闘上手い奴」で占められて居場所なしで家庭用を待つ状況,頼みのQMAもなんだか2週にいっぺんやるかどうかというテンションでしたので,ゲーセニスト(ツーキニスト的な意味;本来の目的は会社で働くことなのに会社に行く方法にこだわってるという人のように,ゲームそのものではなくゲーセンに行くことが目的になっちゃってる人)を名乗る俺としては如何ともし難いというか,このまま会社行って帰るだけの人間になって良いのかと自問自答しているところに,某ドミンゲス氏が「ロッテでBBHやるべき」とおっしゃるもんだから脊髄反射で飛びついた,というわけです。
何でもこのBBHというものは,カードがその辺のカードショップで簡単に手に入るとのこと。レアカードならまだしも白黒ならば駄菓子程度の価格で流通していると聞き,早速イエローサブマリンに行って以下の選手を調達。

  • ピッチャー:成瀬・唐川・ロサ・伊藤・藪田
  • キャッチャー:天使
  • 内野手:福浦・井口・根元・今江・正人・HISAO
  • 外野手:伊志嶺・大松

見ての通り外野が1人足りません。具体的には荻野(妖)を使いたいところですがこのショップには内野の荻野(妖)しかありません。しょうがないのでカード無しでセンターに岡田を入れてプレイすることにします。しかしこのゲーセン客がいない。金曜の夜はさすがにサラリーマンも暇ではないのでしょうか。リア充サラリーマンはセックスセックスアンドセックス,そうでもないサラリーマンも飲んでるとは思いますが,全国に1000万近くは金曜の夜に暇をしているサラリーマンはいたはずなんですが。かくいう俺も友達と飯食ったあと行ったゲーセンなんですけどね。というわけでしょうがなくチュートリアルモードでCPUと対戦。芝姫翠ちゃんの的確なサポートもあり無難な勝利を収めました。翠ちゃんは速やかに俺の女になれ。ていうか好きです。まあそんなことは置いといて,意気揚々とBBH界への殴りこみを開始しました
・・・と思ったらまさかの5連敗ですよコレ。何だこのクソゲーは(驚愕)。ミートにしても強振にしても積極にしても見極めにしても内野ゴロ三振内野ゴロ三振。投げてはせっかく引っ張りの相手に外角キメたのに外野の間。三振狙いに行って飛翔。打たせて取りに行って飛翔。この間ずっと惜しい試合なんてなかった。一番惜しかったのも2−5。3回で10点取られた試合は相手が一切作戦的なのを使わなくなり,最終回に8人交代する舐めプをしてくる始末。1500円で30点は取られたんじゃないか。カード排出で得たうなぎ,大島,代打前田らを起用しても鳴かず飛ばず。宗教的理由で忌避していた小谷野の使用も解禁してもダメ。
どうすりゃいいんだ・・・
サトシは悔し涙を流し続けた。どれくらい経ったろうか,サトシははっと目覚めた。どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいゲーセンの椅子の感覚が現実に引き戻した。「やれやれ,帰ってパワプロをしなくちゃな」サトシは苦笑しながら呟いた。立ち上がって伸びをした時,サトシはふと気付いた。
「あれ……?1クレ残っている……?」
ベンチから飛び出したサトシが目にしたのは,縦スクシューティングまで埋めつくさんばかりの客だった。千切れそうなほどにスティックが振られ,地鳴りのようにボタンを押す音が響いていた。どういうことか分からずに呆然とするサトシの背中に,(中略)サトシは半分パニックになりながら筐体に並んだカードを見た
1番:右 荻野(妖)
2番:左 伊志嶺
3番:二 井口(SP)
4番:一 T-岡田
5番:捕 うなぎ
6番:指 福浦
7番:三 今江
8番:中 大島(SP)
9番:遊 根元
先発投手:前田健太
リリーフ:山井・伊藤・増井
代打の駒:天使・前田智徳・小谷野・HISAO
暫時,唖然としていたサトシだったが,全てを理解した時,もはや彼の心には雲ひとつ無かった。
「勝てる……勝てるんだ!」
両替機から200円を受け取り,筐体へ全力疾走するサトシ,その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった……
翌日,8連敗で冷たくなっているサトシが発見され,カード排出で被ったロサと新沼のカードはゴミ箱内で静かに息を引き取った。

素材提供:http://wikiwiki.jp/jivejupiter/?%C6%E2%C0%EE%A5%B3%A5%D4%A5%DA

※今は勝率4割くらいまで回復しています。清田らをゲットし純正ロッテに戻りつつある